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 京大公認創作サークル「名称未定」の公式ブログです。
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2019-12

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「題を求めて失恋を詠ずるということ」

みなさま、ごきげんよう。10月中旬担当のゆっくりです。今回も、普段おぼろげながら脳裡に彷徨う由無し事を書きつける機会を賜りました。お付き合い下されば幸いです。
取り留めも内容も無い文章ですので、意図していることを【要旨】して冒頭に掲げました。
思量されることはここに尽きていると思います。

【要旨】
 失恋歌を、過去の文学作品を通じて自ら概念化し再構成して詠じてみせる営みは、我々世界史の根底に流れる普遍的な感情に接触し、その歴史的連関の中に自己を揺蕩わせる営為である。迸る激情は、その中で理性と融和し、調和され、慰撫される。

1、はじめに
 少年時代、私が短詩型文学に仄かに憧れを抱いたのは、何故だろうか。それは、決して感情の発露を留めるだとか、誰かに想いを伝達する…といったものではなかった。
 『伊勢物語』の在原業平や、『源氏物語』の光源氏(実を言うとその息夕霧をより好んでいたのだが)のような、あるいは、騎士道物語の中の中世騎士、あるいは中国の士大夫…あのような世界への憧憬によるものだったのかも知れない。いわゆる芸術用語で言うところのミメーシスというやつで、私の作る俳句なり短歌には、大抵の場合、その背後には宇治川や、カンタベリー大聖堂の香りが燻っていた。
 学部、大学院と、幾つかの文学的なサークルを渡り歩いてきたが、あまり馴染めなかった。科学としての実証文学の洗礼を本格的な文学経験に先行して受けてしまったからであろうと推察できよう。なればこそ、訓詁の道を直走る…理性に固まってしまった私の文学経験の中で、本サークル共同体が紡ぐ短歌や、詩、小説などに巡り合えたことは、私がもう一度、創作主体の土俵に導かれる契機となった。我々によくよく諒解されるように、作品の等身大の作者を日常に知る時、作者が死ぬことはない。なんとなれば、解釈性を問題とした場合、表現と理解の場がそれなりになだらかであれば、表現内容に潜む言葉の意図が、主体の過程中に関与しているからである。それは、もしかすると文体論への入り口かもしれない。いつぶりだろう、感情を短歌に乗せる…といった営為に私を引き戻すには十分なエネルギーを産んだように思う。ご交誼に改めて感謝申し上げたい。

2、ハウ・ツー失恋歌
 枕が長くなってしまった。さて、本稿に与えられた課題は、失恋歌の私的ハウ・ツーに関して何をかをものすことである。要するに、感情の発露を、題(枠)に載せる試みに、如上両者は統合される。
 我々の詠物詠賦の創作動機として、以下の二点を挙げることが出来る。
①感銘的な景物について、その感動を文字の内に封ずる営み。
②劇的に内に湧いてくる感情を、言葉や文字にして外へと出す営み。
今回、話題となるのは②である。
自らに劇的に湧いてくる感情、試みに、失恋を例に取ろう。大抵の場合、失恋の病は複合的で、感受性は限界まで高まる。何を知覚しても、内なるカウンターと反応せざるを得ない。そして、その反応は激烈な苦痛を副産物とする。
この、エネルギーを、創作へと昇華させようというのが、今回の題目である。
その、過程について、以下に卑見を弄する。
(イ)好きな文学主体に成りきる。これは、平安貴族でも、共和政ローマの政治家でも、アラビアンナイトの夢と魔法のファンタジー、中世騎士でもよろしい。個人的に、近代以降にはロマンを(あまり)感じないので、中世までくらいが穏当だろう
(ロ)図書館に行って、その人の著作を渉猟する。「これだ!私の思っていることは!」と思ったら、キレイにB6カードに取る。まだ見ぬ芸術作品の構成要素を製作するつもりで。たおやかに。
(ハ)そこで、その作品の底に流れる感情に触れる。これこそ、悠久の歴史の中で今の自分の琴線に触れる「言葉」なのだ。形式を異にすれど、脈々と流れて来たもの。それは、個別具体の形をしていても、その心に抱いた感情と反応して、我々の前に姿を現す。それを知るための、博捜なのだった。
(ニ)ここからは、もう正直に詠ずるだけなのだが、せっかくなので、全く同じテーマにせず、少しオマージュしてみる。要するに、取っ掛かり、横溢する感情の入れ物を用意してみるのである。
(ホ)データベースなどで、その取っ掛かり周辺の語彙を調べてみる。何やら、今度は実体レベルで琴線に触れる歌がある…
ここまで決まってしまえば、他の言葉は好きなように詠めばいい。
何が大事かというと、語の意味作用を用いて、論理的に世界を眼前に再構成してみせることなのだ。この時、解体される分脈とそうでない分脈が弁別されれば、しめたものだ。それらの架け橋を発明することが眼目であると言い換えてもよいからである。

3、むすびにかえて
この行為の薬効は、ほとばしる感情を、一度、理性と融和させることが出来る点に存する。
一度お気に入りの人物の気持ちを自分で追体験し、名だたる英雄が、「なぁ、(貴方の名前である!)、貴方ねぇ、それはね、生きてる限り、みんなそうなんだヨ。」と語りかけて来る。それをもう一度、ほどく段階。感情を、言葉で発言させようとする段階において、フリードリヒ・シラーの『人間の美的教育について』の言を借りれば、感性衝動と理性衝動との融和が果たされ、調和の取れた《遊戯》に至る…ということだろう。この時人間は、完全で(ギリシャの神々のような)自由な存在となるのだという。
 時枝誠記氏的に重ねて言えば、以下の言辞を借りることで足れりと為せよう。
  概念化と云ふことは、一切の事實を客観化することであって、たとへ自己の感情情緒をも、この過程によって客観化され對象化される。従つて、「悲し」と云ふ語は、自己の切實な悲哀感情を表し得ることは勿論、自己の過去の經験即ち表象的な悲哀感も、又他人の悲哀感をも概念化することによって表出し得る。
                                                  (時枝誠記『言語本質論』岩波書店1983年)
この通時的な、営み、「この生は普遍に向けての陶冶過程である」などという新人文主義的な――なればこそ彼らはギリシャ・ローマへの回顧に腐心したのかもしれない――歴史的連関の中に身をたゆたわせた時、中世ロマンス騎士道や、『源氏物語』の登場人物は、次にどのような人に出会うのだろう。己が作品に込められた、誠実さ、崇高さ、高潔さを言祝ぐべき対象を配置する神の意図――と、差し当たり言っておく――は、先に我々が感じた感情の原型と、同じ位相に存する気がしないでもない。
 
 以上である。しょうもない妄想を垂れ流すことをお許しいただいた(お許しいただいていないかも知れない)各位に、そして、これまた妄言にお付き合いいただきましたあなたに!篤く御礼を申し上げます。
 秋冷の砌、何卒お身体をお労り下さいますよう。それでは、恐々謹言。

Edit 16:46 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

こんにちは、はじめまして。7月下旬担当、名称未定1回生の桄太です。

ちなみにHNは“こうた”とよみます。
もちろん常用漢字ではなく、さらにPC・スマホの変換でも出てこない漢字でして…自分でも打ち込む面倒さを感じつつ、他会員さんのお手を煩わせてしまうことに申し訳なさでいっぱいです。
面倒でしたら「木光」で十分ですので…ってここでする話じゃないかもですね。


それではタイトルの話に。

早いことにもう7月末ということですが、みなさんは、夏、感じてますか?

暑いし、クーラーは大活躍だし、蚊も飛んで、台風も来て、個人的には祭りにも行きました。
「夏」要素はなかなか揃っているようです。なにしろ7月ですからね。

しかし、ここで問題が。

私のココロはまだ、「夏」を認識できていないんですよ!!!
大問題です!!

なんせ私は生粋の夏生まれ、「夏」の概念が猛烈に好きな人間なんですよね。「夏」を毎年楽しみに生きているわけです。
それがぼんやりと7月に突入、課題やテストに追われ今に至るまで「夏」の実感を得られず…。「夏」の判定が出ないことにも、「夏」だと思えないまま大好きな7月を過ごしてしまうことにも悲しみが募ります。

基本的には、「夏」には実感があります。みなさんはいかがでしょう?
「あぁ夏だ、夏が来た、私は夏の中にいる!」と感じる瞬間が夏の初めにはありませんかね?けっして自然界にはない、自分の中での季節の断絶と転換の瞬間です。いうなればパラダイムシフトとは大げさでしょうか。

その瞬間を得られていない私は、どうしても「夏、まだかなぁ」と思ってしまいます。その度に頭に浮かぶのはカレンダー。
「7月下旬は夏じゃないのか…?」と冷静な私が呟きます。なんともむず痒くって、この記事を書いている次第です。

果たして私に「夏」は来るのでしょうか。個人的には夏休みに入ればなんとかなると信じているんですが…。
夏を感じるためのいい方法があれば、ぜひ教えていただきたいところです。

(夏っぽい話の1本や夏っぽい絵でもかけばいいんでしょうかね、名称未定会員らしく…)


それでは短いながら今回はこのあたりに。テスト勉強に戻ります笑 桄太でした。

Edit 13:26 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

ポカポカ温まりたい...温まりたくない?

どうも、7月中旬担当、新1回生にして名称未定のケモナー枠(自称)の、だいぽん!と申します。普段呼ぶ時は「!」は付けなくても構いませんので「だいぽん」と気軽にお呼び頂ければ反応します。

さあさあ、今年も暑い夏がやってきましたね。京都の夏は特にヤバイと聞いていましたが、7月中旬でもう死にそうです。大丈夫か?
そんな暑い中では冷房が必須となって参ります。しかしそんな中、こう思ったことはありませんか?

「冷房ガンガンかけて布団にくるまって寝たい!」

このような声をツイッターでたまに見かけます(実際に「冷房 布団」などとツイッターで検索するとかなりヒットしますよ)。
なぜだ?わざわざ冷房をきつめにかけなくても、素っ裸(ないし下着だけ)で寝たほうが電力の消費も抑えられるのでは?しかし、そう単純な話では無いと思います。

先述のこの電力の過剰使用のような行為は、「布団にくるまる」こと自体が目的なのでしょう。僕が思うに、人間というのは、何かに包み込まれて温まりたい生き物なのです。

人間は哺乳類ですが、他のほとんどの哺乳類と比べて圧倒的に持っていないものがあります。

「毛」です。

犬を見てください。猫を見てください。豚も牛も、イルカも...あっ...コイツは例外だったわ。そう、皆、毛で体を覆われています。だいぽんがケモノに魅力を感じる所以の1つでもあります。一方人間はどうだ?いくら毛深い人でも、チワワより毛深い人はまずいないでしょう。知らんけど。
人間は、毛をあまり持っていない代わりに、持ち前の頭の良さで服を発明しました。そう。僕たちはもう既に、「服」というものに包み込まれているのです。街中を歩いていても、全裸で歩いている人はいないじゃないですか(まあこれは、法律的に全裸で歩いたら捕まるというのもあるけど)。

ですから、何かに包み込まれて温まりたい、という感性は、もはや人間が先天的に持っているものと言っても過言ではないでしょう。

今年の合宿は城崎。やっぱり温泉ですよね。春夏秋冬楽しめるのが温泉。暑い夏ですが、ポカポカ温まってみるのはいかがでしょうか。


こんな支離滅裂な妄想ですが、読んでくれてありがとうございました。次回のブログ担当は8月下旬なので、その時は北海道の合宿(気球サークル)での出来事について語る事になりそうです。ではでは。

Edit 07:40 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

忍び寄る期末テスト

7月上旬担当のあしたしです。主にイラスト作成を行っていきます。よろしくお願いします。

先日、内部誌をいただいたのですが、自分の作品がしっかりと乗っていて少し感動した記憶があります。編集に携わった方ありがとうございます。

夏休みまであと1か月を切り、レポートや期末試験などの準備でいよいよ忙しくなってきましたね。自分もそろそろ準備しなければ…と思っているのですが、最近あることにはまってしまって、なかなかスタートできずにいます。

はまっているものというのは、動画制作と動画の編集です。いままでYouTubeなどでいろいろ動画を見ていたのですが、大学生になって突然「自分も制作側に回ってみたい」という謎の衝動にかられました。

それで実際にやってみると、かなり時間はかかりますが、うまくいき、すっかりはまってしまいました。一つのことに集中して周りが見えなくなる性格も相まって、睡眠時間もズンズンと減ってきています。

イラストの制作にも時間を回さないといけないので、時間配分と健康に気を付けないと…とつくづく感じます。

イラストといえば、ほかにもイラストの制作をしている方いらっしゃいますが、皆さんすごいレベル高くてびっくりしました。特に服のしわとか、髪の陰とか上手だなーと思いました。どうやったらうまく表現できるんでしょうか。ぜひ教えてほしいです。

以上、目的もなく自己紹介風につづってみました。では次の方にバトンタッチします。

Edit 21:39 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

やりたいこと

はじめまして、新入部員の日葵です。前回の部誌で盛大に誤字ってた人です。見なかったことにしてほしいです……

大学生になって新しく始めてみたいことがたくさんありましたが、大学って意外と忙しいですね……まだ生活リズムがつかめてないです。とはいっても!受験の時よりは暇なのでちょっとずつ手を付けたいです。

まず漫画です。脳内でストーリーを作っても出力できなければその物語は存在しないも同然です。一枚絵しか描いたことない私にとって漫画を描くのはめちゃくちゃハードルが高いので、このサークルの締め切りをうまく活用して頑張っていきたいです。

そして動画!作ってみたいけどソフト入れるのめんどくさ…と思いまだ何も手を付けていません。今年の夏に簡単なものを1本くらい作りたいです。

あとモデリングです。1年ほど放置しているモデリングソフトをそろそろ使いこなせるようになりたいです。

でも本当にやりたいことは読書です。物語を描くというのは世の中の何よりも知識を必要とします。私はほとんど本を読まない人間なのでもう少し活字と仲良くなりたいと思います。最近は漫画を読むことさえ面倒くさいですが…。

やりたいことが色々ありすぎて毎日ワクワクしながら生きています。最近は今日帰ったらこれ描いてー明日は色塗ってーとか考えてたら授業が終わっています。レポートと締め切りと画力と闘いながら楽しく絵を描いていきたいです。

Edit 12:00 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

 

今月の担当

 

今月の担当日&担当者、のようなものです。これ以外の日にも、これ以外の人が更新したりします。

今月の担当は
上旬:START
中旬:③
下旬:紅梅
です。

 

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