無題
こんにちは、恵林です。
新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。
この時期になると、時間の経過がはっきりと感じられて、ぎくりとしてしまいます。
私も、ついこの間入学したばかりと思っておりましたが、とうとう4回生になってしまいました。
この3年間はあっという間の出来事で、入会当初のことが、昨日のことのように思い返されます。
3年前、サークル紹介冊子でこのサークルを見つけ、引っ越しも一段落したことだしと、入学式もまだという時期に見学に行ったのが、私のサークルでの例会第一回目でした。
創作サークルとは、いったいどんな雰囲気なのだろうと、ドキドキしながら行ってみると、そこには、予想とはずいぶん違った光景が広がっておりました。
(わりとガチなサークルだと思っていました)
その日は新刊冊子の製本中で、みなさん忙しそうでしたが、どう考えても人数が少なすぎます。5~6人くらいしかいなかったのではないでしょうか。
会員の方の口ぶりからして、メンバーはもっと多い様子。
みんな適当に集まって、来た人から適当に作業を始める。いかにもゆるそうな感じが伝わってきます。
それから数週間通って、サークルの雰囲気がわかってきました。
例会での活動は、言ってみれば、一から十までだべることでした。
口を動かして、ゲームや漫画、アニメの話題で盛り上がるか、ボードゲーム(のようなもの)をするために手を動かすかの、いずれかしかしておらず、創作の要素は皆無でした。
このいいかげんな雰囲気は、京大の自由な校風が、そのままサークルにも持ち込まれているということなのでしょうが、中・高のときのような、部活でガチガチやるような雰囲気とは一線を画しており、ずいぶん新鮮に感じたものでした。
しかし同時に、この何でもアリな空間なら、何をやっても文句を言われないのではないか、とも思いました。
創作活動をするうえで、なんの制約も、プレッシャーもなく、のびのびとやれるなら、この上ない話。
受験でいろいろ抑圧されていた反動もあってか、こうした自由な(特に個人主義的な)空間は、かなりひきつけるものがあり、結局私はそこにいついてしまい、そのまま入会したのでした。
入会してからは、ずいぶん好き勝手にさせてもらいました。
印刷しにくいだろうな、と思いつつも鉛筆原稿を出し続けたり、カラーの表紙を何枚も書かせてもらったり、原稿を出したり出さなかったり、寝袋にくるまって学祭の会場で寝泊りしたりといろいろ。
創作ジャンルも、当初は小説だったものが、いつの間にか鉛筆画に変わり、その後も油彩をやってみたり、水彩をやったり、コンピュータで書いてみたり。
しかし、それでもなにも言われず、たんたんとサークルが運営されていくところがまた、魅力的なのでありました。
と、なにやらつまらない思い出話をしてしまいましたが、何が言いたいかというと、新入生(と上回生)のみなさん、ぜひともこの機会に、当サークルの見学にお越しください、ということです。
さきほど、例会は一から十までだべることと申しましたが、もちろん創作活動(絵をかくなど)をしている人もいますし、何をするのも本当に自由です。
(こんな当たり前のことを、こと改めて言うのは偉そうですが)、創作活動とは、自分の内的な世界を、文字や絵画に乗せて表現することであるはずです。
このサークルには、それを誰の邪魔もされずにできる環境が整っていると思います。
創作に興味のある方は、ぜひ、名称未定の例会に、見学にいらしてみてください。
・絵師の募集
当サークルでは、絵師(イラストなど、絵をかく人)が年々減り続け、絶滅が危惧されています。
これまでに絵を描いたことがないという方でも大歓迎です。(大学に入ってから描き始めたという会員は少なくありません)
ここでは、自分の作りたいものを、自分のやりたいように創作することが最も重視されています。
経験の有無にかかわらず、こんなものを表現したい、描きたい、と思っておられる方は、ぜひとも見学にお越しください。
ながながと失礼いたしました。それでは。
新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。
この時期になると、時間の経過がはっきりと感じられて、ぎくりとしてしまいます。
私も、ついこの間入学したばかりと思っておりましたが、とうとう4回生になってしまいました。
この3年間はあっという間の出来事で、入会当初のことが、昨日のことのように思い返されます。
3年前、サークル紹介冊子でこのサークルを見つけ、引っ越しも一段落したことだしと、入学式もまだという時期に見学に行ったのが、私のサークルでの例会第一回目でした。
創作サークルとは、いったいどんな雰囲気なのだろうと、ドキドキしながら行ってみると、そこには、予想とはずいぶん違った光景が広がっておりました。
(わりとガチなサークルだと思っていました)
その日は新刊冊子の製本中で、みなさん忙しそうでしたが、どう考えても人数が少なすぎます。5~6人くらいしかいなかったのではないでしょうか。
会員の方の口ぶりからして、メンバーはもっと多い様子。
みんな適当に集まって、来た人から適当に作業を始める。いかにもゆるそうな感じが伝わってきます。
それから数週間通って、サークルの雰囲気がわかってきました。
例会での活動は、言ってみれば、一から十までだべることでした。
口を動かして、ゲームや漫画、アニメの話題で盛り上がるか、ボードゲーム(のようなもの)をするために手を動かすかの、いずれかしかしておらず、創作の要素は皆無でした。
このいいかげんな雰囲気は、京大の自由な校風が、そのままサークルにも持ち込まれているということなのでしょうが、中・高のときのような、部活でガチガチやるような雰囲気とは一線を画しており、ずいぶん新鮮に感じたものでした。
しかし同時に、この何でもアリな空間なら、何をやっても文句を言われないのではないか、とも思いました。
創作活動をするうえで、なんの制約も、プレッシャーもなく、のびのびとやれるなら、この上ない話。
受験でいろいろ抑圧されていた反動もあってか、こうした自由な(特に個人主義的な)空間は、かなりひきつけるものがあり、結局私はそこにいついてしまい、そのまま入会したのでした。
入会してからは、ずいぶん好き勝手にさせてもらいました。
印刷しにくいだろうな、と思いつつも鉛筆原稿を出し続けたり、カラーの表紙を何枚も書かせてもらったり、原稿を出したり出さなかったり、寝袋にくるまって学祭の会場で寝泊りしたりといろいろ。
創作ジャンルも、当初は小説だったものが、いつの間にか鉛筆画に変わり、その後も油彩をやってみたり、水彩をやったり、コンピュータで書いてみたり。
しかし、それでもなにも言われず、たんたんとサークルが運営されていくところがまた、魅力的なのでありました。
と、なにやらつまらない思い出話をしてしまいましたが、何が言いたいかというと、新入生(と上回生)のみなさん、ぜひともこの機会に、当サークルの見学にお越しください、ということです。
さきほど、例会は一から十までだべることと申しましたが、もちろん創作活動(絵をかくなど)をしている人もいますし、何をするのも本当に自由です。
(こんな当たり前のことを、こと改めて言うのは偉そうですが)、創作活動とは、自分の内的な世界を、文字や絵画に乗せて表現することであるはずです。
このサークルには、それを誰の邪魔もされずにできる環境が整っていると思います。
創作に興味のある方は、ぜひ、名称未定の例会に、見学にいらしてみてください。
・絵師の募集
当サークルでは、絵師(イラストなど、絵をかく人)が年々減り続け、絶滅が危惧されています。
これまでに絵を描いたことがないという方でも大歓迎です。(大学に入ってから描き始めたという会員は少なくありません)
ここでは、自分の作りたいものを、自分のやりたいように創作することが最も重視されています。
経験の有無にかかわらず、こんなものを表現したい、描きたい、と思っておられる方は、ぜひとも見学にお越しください。
ながながと失礼いたしました。それでは。
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