夏休みの話
こんにちは、double quarterです。
ついこの前新学期が始まったと思っていたのに、気付けばもうすっかり暑い季節になってしまいました。私は個人的に夏が好きですが、それでもこの蒸し暑さは堪えますね。
さてそんな夏の楽しみと言えば、夏休みです。しかし私は大学生ですので夏休みの前に期末試験というものがあります。もうこの時期は期末レポートやら復習やらに追われ、ひたすらタスクを消化する日々です。そうして家にこもってふと外の快晴を眺めると、どうしてもまだ来ぬ夏休みに思いを馳せてしまいます。
これだけやらなければならないことが目の前にあると、やりたいことばかりが浮かんできます。何せ大学生の夏休みは二ヶ月もありますので、それだけ膨大な時間があれば何でもできるし何でもやりたい気持ちになってきます。
しかし残酷な話として、そうやって高めに高めた期待を夏休みに入った私は裏切るということを経験的に知っています。結局夏休みに入ってみると思ったより気持ちは続かないし、何だかんだで怠惰な日々を送り、最終的に大したことはできないものです。それがわかっているのに期待を寄せ続けることがやめられないのですから救えません。
しかしこれは私が悪いのではなく、脳が悪いのです。行動を促す脳内物質としてドーパミンがあります。しかしドーパミンは何かに期待しているときに分泌されるものであり、実際に何かをしているときの分泌量はそれに比べると少ないです。つまりこれは動機を生み出すためのホルモンというわけです(専門外の雑な理解ですので間違っているかもしれませんが)。これを考えると、夏休みに期待し続け、最後には自分に失望する在り方は生物として仕方の無いものに思えてきます。
さて、言い訳はこのくらいにしておきましょう。ここで一つ考えたのは、「どの時期の自分が一番夏休みを満喫しているのか」ということです。普通に考えれば夏休みが一番楽しいと思われるのですが、実際の所最初の数週間で何と言うか張り合いがなくなって飽きてしまいます(私が夏休み家に引きこもっているからだと言われれば否定できないのですが)。それを考えると、夏休みに焦がれてひたすら夏休みにしたいことを考えている時期が一番幸せなのではないかと思えてきます。ゲームは箱を開けているときが一番ワクワクする、というやつですね。
夏休みは蜃気楼みたいですね。必死に追いかけたのにそこに着いてもオアシスはない。湿った土くらいはあるかもしれませんが。しかも夏休みに入ってしまったら蜃気楼すら見えなくなってしまいます。なんと残酷な話でしょうか。
小中学生の頃はもっとダイレクトに夏休みを楽しめていた気がするのですが、経験を伴わない夏休みの概念に当てられて自分の夏休みを疑い始めたのが終わりの始まりだったのでしょうか。夏休みに入ったら少し童心に返って虫取りでもしてみるのが良いのでしょうか。海や山に行ったり、遠くに旅行に行ったりしてみれば、少しは変わるかも知れません。……今これを考えて面倒だな、と思ってしまった私は、やっぱりずっとクーラーが効いた部屋にいるのでしょう。
ついこの前新学期が始まったと思っていたのに、気付けばもうすっかり暑い季節になってしまいました。私は個人的に夏が好きですが、それでもこの蒸し暑さは堪えますね。
さてそんな夏の楽しみと言えば、夏休みです。しかし私は大学生ですので夏休みの前に期末試験というものがあります。もうこの時期は期末レポートやら復習やらに追われ、ひたすらタスクを消化する日々です。そうして家にこもってふと外の快晴を眺めると、どうしてもまだ来ぬ夏休みに思いを馳せてしまいます。
これだけやらなければならないことが目の前にあると、やりたいことばかりが浮かんできます。何せ大学生の夏休みは二ヶ月もありますので、それだけ膨大な時間があれば何でもできるし何でもやりたい気持ちになってきます。
しかし残酷な話として、そうやって高めに高めた期待を夏休みに入った私は裏切るということを経験的に知っています。結局夏休みに入ってみると思ったより気持ちは続かないし、何だかんだで怠惰な日々を送り、最終的に大したことはできないものです。それがわかっているのに期待を寄せ続けることがやめられないのですから救えません。
しかしこれは私が悪いのではなく、脳が悪いのです。行動を促す脳内物質としてドーパミンがあります。しかしドーパミンは何かに期待しているときに分泌されるものであり、実際に何かをしているときの分泌量はそれに比べると少ないです。つまりこれは動機を生み出すためのホルモンというわけです(専門外の雑な理解ですので間違っているかもしれませんが)。これを考えると、夏休みに期待し続け、最後には自分に失望する在り方は生物として仕方の無いものに思えてきます。
さて、言い訳はこのくらいにしておきましょう。ここで一つ考えたのは、「どの時期の自分が一番夏休みを満喫しているのか」ということです。普通に考えれば夏休みが一番楽しいと思われるのですが、実際の所最初の数週間で何と言うか張り合いがなくなって飽きてしまいます(私が夏休み家に引きこもっているからだと言われれば否定できないのですが)。それを考えると、夏休みに焦がれてひたすら夏休みにしたいことを考えている時期が一番幸せなのではないかと思えてきます。ゲームは箱を開けているときが一番ワクワクする、というやつですね。
夏休みは蜃気楼みたいですね。必死に追いかけたのにそこに着いてもオアシスはない。湿った土くらいはあるかもしれませんが。しかも夏休みに入ってしまったら蜃気楼すら見えなくなってしまいます。なんと残酷な話でしょうか。
小中学生の頃はもっとダイレクトに夏休みを楽しめていた気がするのですが、経験を伴わない夏休みの概念に当てられて自分の夏休みを疑い始めたのが終わりの始まりだったのでしょうか。夏休みに入ったら少し童心に返って虫取りでもしてみるのが良いのでしょうか。海や山に行ったり、遠くに旅行に行ったりしてみれば、少しは変わるかも知れません。……今これを考えて面倒だな、と思ってしまった私は、やっぱりずっとクーラーが効いた部屋にいるのでしょう。
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