節分祭に行ってきました。
お久しぶりです。美崎あらたです。
昨日(2月3日)の夜、吉田神社の節分祭に行ってまいりました。残念ながら火炉祭までは見られなかったのですが(自宅生なもので、終電があったのです)、まぁ、楽しんできました。一応、どこで何が燃やされるのかは見てきましたよ。
とにかく人が多かったですね。出店の明かりに照らされながら、とりあえず人の波に乗り、訳も分からず、その先に何があるのかも実はよく知らず、とにかく上を目指して歩いて行きました。適宜空腹を満たしつつ。
何よりも衝撃的だったのは賽銭箱でした。否、あれはもはや賽銭箱ではありません。あまりの人数による多量の賽銭によって賽銭箱はその役目を果たすことができなくなり、放り込まれた小銭たちが丸見えとなっておりました。そしてさらに、我々の目の前でアルバイトの人たち(?)がちりとりをスコップ代わりに、あふれる小銭をすくって袋に詰めていく……という謎の光景。それはまるで雪かきのようでありました。我々が願いを託した小銭たちが、神々のお給料が、ちりとりでかきだされていく……
僕はなんだこれーと笑いながらも一応10円玉を放り込んでおきました。「英語の単位がとれていますように」という切実な願いを込めつつ。
あと思ったのは、というか新しく知ったのは、吉田神社って全国の八百万の神々を祀っているんですねーということです。ここでお祈りすれば全国の神様にお祈りしたことになると……。実に便利です。この願いはいったいどの神様に祈ればよいのだろうか? というときは、とりあえず吉田神社に行っておけばよいと。
そういえば、森見さんの『きつねのはなし』に節分祭が出てきたのを思い出しました。個人的にお気に入りなのでなんとなく宣伝しておきます。森見さんといえば『夜は短し~』とか『四畳半神話体系』とかが有名ですけれど、『きつねのはなし』は随分と雰囲気の違った作品となっております。ジャンルはホラーというよりも怪談といった方が正しいような気がしますね。「人間は、わかりやすいお化けとか怪物よりもむしろ、なんだかわからない不条理なモノを恐れる」という人間の心理をついてくるような……と、わかったようなことを書いていると恥ずかしくなってきたので、まだ読んでいない方はとりあえず読んでみてください。
なんだか支離滅裂になってきましたが、まぁこんな感じです。ではまた。
昨日(2月3日)の夜、吉田神社の節分祭に行ってまいりました。残念ながら火炉祭までは見られなかったのですが(自宅生なもので、終電があったのです)、まぁ、楽しんできました。一応、どこで何が燃やされるのかは見てきましたよ。
とにかく人が多かったですね。出店の明かりに照らされながら、とりあえず人の波に乗り、訳も分からず、その先に何があるのかも実はよく知らず、とにかく上を目指して歩いて行きました。適宜空腹を満たしつつ。
何よりも衝撃的だったのは賽銭箱でした。否、あれはもはや賽銭箱ではありません。あまりの人数による多量の賽銭によって賽銭箱はその役目を果たすことができなくなり、放り込まれた小銭たちが丸見えとなっておりました。そしてさらに、我々の目の前でアルバイトの人たち(?)がちりとりをスコップ代わりに、あふれる小銭をすくって袋に詰めていく……という謎の光景。それはまるで雪かきのようでありました。我々が願いを託した小銭たちが、神々のお給料が、ちりとりでかきだされていく……
僕はなんだこれーと笑いながらも一応10円玉を放り込んでおきました。「英語の単位がとれていますように」という切実な願いを込めつつ。
あと思ったのは、というか新しく知ったのは、吉田神社って全国の八百万の神々を祀っているんですねーということです。ここでお祈りすれば全国の神様にお祈りしたことになると……。実に便利です。この願いはいったいどの神様に祈ればよいのだろうか? というときは、とりあえず吉田神社に行っておけばよいと。
そういえば、森見さんの『きつねのはなし』に節分祭が出てきたのを思い出しました。個人的にお気に入りなのでなんとなく宣伝しておきます。森見さんといえば『夜は短し~』とか『四畳半神話体系』とかが有名ですけれど、『きつねのはなし』は随分と雰囲気の違った作品となっております。ジャンルはホラーというよりも怪談といった方が正しいような気がしますね。「人間は、わかりやすいお化けとか怪物よりもむしろ、なんだかわからない不条理なモノを恐れる」という人間の心理をついてくるような……と、わかったようなことを書いていると恥ずかしくなってきたので、まだ読んでいない方はとりあえず読んでみてください。
なんだか支離滅裂になってきましたが、まぁこんな感じです。ではまた。
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