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 京大公認創作サークル「名称未定」の公式ブログです。
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2013-07

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裏を書くということ

テスト直前、修羅場ど真ん中の奇山です。え? もう夏休み? HAHAHAそんなやつは爆発すればいいのに。

書いてるのが明け方なのも手伝ってややテンションがあれですが、まぁいつもどうり無駄に真面目なことをだらだら語ります。

さて、先日俺の小説が燃えました。

いや何の話かというと、サークル内で俺の小説に感想を募った結果、サークル内部の感想掲示板が大炎上してちょっと俺の心が折れかけたという話なのですが。
その中でふと考え直したことがあったので自分のメモも兼ねてここに書きます。

今回俺が書いたのはアンドロイドと人間と神をテーマにした小説だったのですが、多かった意見に「人間の定義があいまいすぎる」という指摘がありました。
まあこれはあの話の根幹に関わるというのもあるのですが、それ以外の視点からもこの指摘は非常に重要だったと思います。

なにかというと、「神やアンドロイドを書くなら『人間』をちゃんと書かねばならない」ということです。

また、俺がこの小説を書くにあたって資料集めの段階で読んだアンドロイドに関する本の中で、次のようなことが書かれていたことも覚えています。
『アンドロイドを研究するということは、人間を研究するということ』

神やアンドロイド――人間に似ていながら人間とは違う存在を描くということは、人間とは何かを描くということでもあるというお話です。
もう少し踏み込んだ意見にするなら、『神やアンドロイドを書くのなら、人間について述べねばならない』と言ってもいいかもしれません。

一般化します。

『ある事柄を描こうと思うのであれば、その事柄の逆の事柄をこそ丁寧に描かなければならない』

『正義』を書きたいのであれば『悪』を。
『理想』を書きたいのであれば『現実』を。
『真実』を書きたいのであれば『嘘』を。

書きたいものを直接書くのではなく、その逆を書くことで書きたいものを浮かび上がらせる、そんな手法も存在するのです。
むしろ、この観点を失っていると独りよがりで押し付け的な、心に響かない自己満足の小説が出来上がる可能性が高いとさえ言えるかもしれません。

ということで。

テーマの見せ方の一つの手法のお話でした。

Edit 04:17 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

哲学を語る……つもりだったのに

 7月中旬担当のもっちーにです。し、仕事は忘れていませんでしたよっ?(←パスティーシュの話で久々にブログを見て仰天した馬鹿)


 さて、本日で私が最も楽しかった授業である、ポケゼミ「カントを読む」が終了しまして、何だか時が経つのが速いなぁと思っております。
 この授業は非常に面白いものでした。生徒側の知識が少ないために、ポケゼミながら半ば授業のようになっておりまして、とは言え生徒側からの質疑が常に認められているのであります。各々が「純粋理性批判」を読んだ後に、それぞれの感想を述べて、それを皮切りに先生が様々に話してくださるわけなのです。
 アリストテレスやソクラテス、プラトン、ヘラクレイトスのような古代哲学者から、スピノザやライプニッツ、ラッセル、ウィトゲンシュタイン、勿論カントもですが、のような著名哲学者、果ては西田幾太郎のごとき現代哲学者にまで話が飛んで、愉快極まりない議論がなされるのでした。

 然しながら、一つだけ心残りがありまして、それは私からの主張が十全に出来なかったことです。一度、私がカントに拘わらず発表する機会が有ったのですが、随分な失敗をしでかしました。それはキケロの話を持ち込むタイミングを間違えて、皆に混乱を与えてしまったことです。計画ミス、実に手痛い限りです。

 思えば、文章の計画ミスは普段からも露呈しているわけであります。満足な文章が書けない奴が満足に話せるものか、というわけですね。こんなところでまで自分の国語力の拙さを痛感させられるとは、いかに私が未熟かが分かります。幻滅の域です。

 ポケゼミでは大変な失態をしでかしたのなら、課題レポートで名誉挽回する他なし。優を目指して、全力のレポートを作らねばなりません!私としても、手を抜くことが嫌な分野ですので、全力投球させていただきます!(し、小説が疎かになってしまうのはご愛嬌……)

Edit 22:10 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

灼熱から逃げられない

どうも御無沙汰しております、現井です。最近は溶けて蒸発するのが先か、黒炭と化すのが先か、真剣に心配しています。日陰が暑いってどういうことなんでしょう。
こういう時は引きこもって創作活動がはかどりますね、と笑顔で言っておいてどうでもよいことをだらっと。

Edit 10:55 | Trackback : 0 | Comment : 3 | Top

 

今月の担当

 

今月の担当日&担当者、のようなものです。これ以外の日にも、これ以外の人が更新したりします。

今月の担当は
上旬:日比谷
中旬:安野
下旬:西桜 です。

 

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