邂逅とはかくも奇妙なるものか、縁とはかくも数奇なるものか
お初にお目にかかります。2014年度新入生の水無月涼です。
新入生といいながらも、現在22歳でして。5回生です。
これには少しややこしいお話がありまして……
――時は遡り、2009年11月。
当時高校3年生だった私は、京都大学の学園祭であるNFに来ていた。
京都大学に入るんだ、そう思いながら学園祭の雰囲気も楽しもうと思っていたのだ。
いろいろと教室で展示されているものを見て回った。
その中でも、サークル名を覚えているところがひとつだけあった。
「創作サークル 名称未定」
そこで上映されていた動画作品に、私は目を奪われた。
「これだ」
これだ。私がやりたいことは。
京都大学に入学したら、名称未定に入ろう。そう思いながら、その日は帰宅した。
2010年。念願の京都大学に合格し、入学した私は、あの時の思いを胸に、名称未定を探した。
「……ない」
ビラが見当たらない。どこで活動しているのだろう。わからない。
そして、それがわからないまま、別のサークルに引きずり込まれて、その後サークルを転々とする生活が始まるのであった……。
別のサークルで忙殺され、飽き、を繰り返すこと4年。
その日は偶然ルネに来ていた。何かの引き合わせだったのだろうか。
ふと横を見た時に目に入ったポスターに書かれていた。
「名称未定」
4年前から、ずっと探していたサークルだった。
ようやく見つけた。ずっと入りたかったあのサークルが、今目の前にある。
「上回生でも入れますか?」
まず問うた私に返ってきた答えは、はい。
なのであれば、次に言う言葉は決まっていた。
「入りたいです」
ついに。5年越しの片思いが叶った。その瞬間であった。
――そうして、今私はここにいます。
かつての盟友、もっちーに君との再会も果たし、今私はとても楽しく創作できています。
ありがとうございます。ちょっと複雑な新入生ですが、これからもよろしくお願いします。
新入生といいながらも、現在22歳でして。5回生です。
これには少しややこしいお話がありまして……
――時は遡り、2009年11月。
当時高校3年生だった私は、京都大学の学園祭であるNFに来ていた。
京都大学に入るんだ、そう思いながら学園祭の雰囲気も楽しもうと思っていたのだ。
いろいろと教室で展示されているものを見て回った。
その中でも、サークル名を覚えているところがひとつだけあった。
「創作サークル 名称未定」
そこで上映されていた動画作品に、私は目を奪われた。
「これだ」
これだ。私がやりたいことは。
京都大学に入学したら、名称未定に入ろう。そう思いながら、その日は帰宅した。
2010年。念願の京都大学に合格し、入学した私は、あの時の思いを胸に、名称未定を探した。
「……ない」
ビラが見当たらない。どこで活動しているのだろう。わからない。
そして、それがわからないまま、別のサークルに引きずり込まれて、その後サークルを転々とする生活が始まるのであった……。
別のサークルで忙殺され、飽き、を繰り返すこと4年。
その日は偶然ルネに来ていた。何かの引き合わせだったのだろうか。
ふと横を見た時に目に入ったポスターに書かれていた。
「名称未定」
4年前から、ずっと探していたサークルだった。
ようやく見つけた。ずっと入りたかったあのサークルが、今目の前にある。
「上回生でも入れますか?」
まず問うた私に返ってきた答えは、はい。
なのであれば、次に言う言葉は決まっていた。
「入りたいです」
ついに。5年越しの片思いが叶った。その瞬間であった。
――そうして、今私はここにいます。
かつての盟友、もっちーに君との再会も果たし、今私はとても楽しく創作できています。
ありがとうございます。ちょっと複雑な新入生ですが、これからもよろしくお願いします。
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