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 京大公認創作サークル「名称未定」の公式ブログです。
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2014-12

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土師めての記事

 お初にお目にかかります。二回生の土師です。こう書いて、はじ、と読みます。
 私が名称未定に参加させていただいて二ヶ月半ほど経過しました。途中学園祭もありましたが、本当に瞬く間でした。
 いよいよ極寒の季節が到来いたしましたね。爆弾低気圧が猛威を奮い、各地で大雪が降っています。雪や風が強くて学校に行きたくない日は、お布団にくるまって深遠なる思索の旅に赴きましょう! 洟をすすりながら講義を受けるよりも有意義な発見があるはずです。単位! それは何ですか。

 初めての記事ですから、自己紹介をさせていただきますね。
 私は基本的には小説を書く人間です。稀に絵も描きますが、公表できるような基準に達していません。上達すればいずれお見せできる機会が訪れる可能性があります。
 小説を書くとは言っても、設定やキャラクターなどを自分で考えるのは苦手です。歴史や神話などに着想を得ることが多いと思います。
 好きなワードは古代・軍事・怪異です。その他、幽玄なる浪漫の香りを燻らせるものはだいたい好きです。
 読書に関しては、ちょっとした方針があります。小説もたまに読みますが、主に資料的価値のある本を好んで読みます。最近だと歴史書やノンフィクションが多いですかね。
 もっとも、読書で得た知識を創作に生かすだけの実力が備わっていないので何とも悲しいのですが。

 さて、私が創作をする理由ですが、それはひとえに他者に自分の作品を読んでもらいたいからに他なりません。
 自分自身のために書く、というのがベストだとは思うのですが、私のような他人思考型の人間には読者の存在がないと創作する動機が希薄になってしまいます。
 では、そもそもなぜ他者に作品を読んでもらいたいのか、という疑問が湧いてきます。
 世界の捉え方、考え方というのは人によって異なります。私の考えでは、創作物というのは、作者の視点から世界を固定化したものなのです。他者は、その創作物を見ることで、作者の視点に触れることができます。そして他者は、作者の見た世界を他者なりに解釈します。ここが重要です。
 私は思考に柔軟性がないので、世界に対して一種類の視点しか持つことができません。だからこそ、同じ世界を見た他者がどのように解釈をするのかがとても気になるのです。
 つまり、創作物を通じて私と読者の両方に新たな認識がもたらされればいいと考えています。
 ですから、私は不特定多数の読者を持つよりは、少数の理解ある読者を持つことを望みます。内輪で盛り上がるのが好きということですね。

 私見を述べただけですが、今回の記事はこれくらいにしておきます。皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

Edit 16:41 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

NFお疲れ様でした〜!

ご無沙汰してます、会員のうたろうです。
皆さん11月祭お疲れ様でした〜っ!来て下さった方々、買って下さった方々、ありがとうございます! という内容のブログを書こうとしてたんですが、あっという間に12月です…。





……





もうすぐクリスマスですね!
皆様、サンタクロースに頼むプレゼントは決まりましたか? 自分は本棚にしようと思います。届くかどうかがやや心配ですが、楽しみにしています。靴下破れないといいなあ。

サンタと言えば、真っ先に両親の作り話を思い出します。両親がサンタの代わりにプレゼントを用意する話はよく耳にしますが、自分の両親は特に念入りな作り話をしていました。「サンタはフィンランドのサンタクロース村に住んでいるから、英語の手紙で欲しいプレゼントの中身を書かないといけない」という設定と英語の手紙という小道具を使って自然に欲しいプレゼントを聞き出していやがりました。

上手な嘘のコツはやはりリアリティですね。所々真実が混ざっていたり、聞き手の知識を超えた設定があると、嘘でもさも本当らしく聞こえるものです。

創作もある意味「嘘」ですから、同じようなコツがありそうだと思います。こんなにしょうもない経験でも役立つ機会があるものですね!

以上、小学生4年生までサンタを信じ続けたうたろうでした!

Edit 19:42 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

NF企画「お題de五七五」!

【執筆完了前の下書きを誤って公開設定にしておりましたこと、深くお詫び申し上げます。】

12月になってしまいましたが、NF企画の報告書です(滑り込みセーフですよね?ね?)

今回、名称未定にとってはおそらく初めての試みであるであろう、俳句創作コーナーを作らせていただきました。お題の設定を忘れて関係者のみなさまにはご迷惑をおかけしましたが、なんとか成功と言えるくらい句が集まりましたので、その中から適宜抜粋しつつ、あれやこれや好き勝手書かせていただきます。('ω')ノ

11月21日 お題「紅葉」

紅葉の落ちて冷たき川の水 悠希

紅葉が一枚ひらり、と水面に落ちる。川辺の風景ですね。作者は川の水に触れているわけではなさそうですが(観察の主眼が「紅葉」なので)、そこに漂うひんやりとした空気を肌で感じている。点の描写で雰囲気が伝わってきます。

淡い恋遠のく足跡消す紅葉 うたろう

おお、ロマンチスト。男性の作者がちらりと見せるこういう面には、驚かされますよね。「遠のく足跡消す紅葉」の、視点の移動があざやかです。

頬赤むビンタ炸裂紅葉かな もっちーに

そっちのもみじかーい!!と突っ込み待ちでしょうか(笑)。紅葉は悲恋と取り合わされやすいのでしょうか。秋の淋しい思いがそうさせるのでしょうね。

ああ紅葉風に吹かれてどこへゆく 雪雫

「ああ」がいいですね。紅葉に対する問いかけの形を借りた、みずからの心の揺らぎと捉えるべきでしょう。

広島でたべたあの味おもいだし 祥吾

紅葉饅頭、僕も好きですよ。ちなみに大雅は広島出身です。この間、「広島県民は紅葉饅頭食べるの? おれ、京都府民だけど八つ橋食べないよ」って言われました。ショック。

夕日差し気分も高揚秋の華 健吾


これはおそらく、「紅葉」と「高揚」をコウヨウつながりで掛けているのでしょう。秋の華とは?もちろん、真っ赤な紅葉のこと。

会ひもみじ逢へど合はせじ相遣る目 蚑童

お名前を読み間違えていたら、ごめんなさい。「もみじ」をうまく取り入れつつ、「あひ」の言葉をうまく四つも使っているというかなり手の込んだ芸当でございます。「愛」が奥に待ち構えているのでしょう。

紅葉を見に行こうよう秋終わる 木枯らし一号

打って変わって、ダジャレです、ダジャレ!!ダジャレもいいじゃないですか。

老年で学園祭にしげきされ 田中恵美子

田中さんは四句も投句してくださいました!(お題は華麗にスルーされております(笑))。ありがとうございます。刺激できたなら、僕たちとしてもうれしい限りですね。

以上、初日のお題「紅葉」からのピックアップでした。投句してくださった皆様、ほんとうにありがとうございました!!
次回に続く!

Edit 02:36 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

 

今月の担当

 

今月の担当日&担当者、のようなものです。これ以外の日にも、これ以外の人が更新したりします。

今月の担当は
上旬:日比谷
中旬:安野
下旬:西桜 です。

 

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