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 京大公認創作サークル「名称未定」の公式ブログです。
サークルについて詳しくはこちらへ→公式WEBサイト

2018-09

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気になっている言葉 ②

名称未定ブログ9月下旬担当葱です。
夏休みの間に感じた気になった言葉を集めました。
➀ 天使 
 女性や子どもの愛らしい様子を表現する際に用います。昔は美人を「天女のようだ」と表現することはしばしばありましたが、今ではそこも「天使のようだ」と表現することが多いです。本来、天使は子どもがかわいらしい様子を表現する際に用いる言葉だったはずなのですが、天使で表せる内容がどんどん広がっていったようです。これは日本人の中でならよいのですが、ユダヤ・キリスト・イスラム教徒と話すと誤解が生じるのではないかと不安に思います。

②処理
私がある図書館の地下書庫に行った時のこと、書庫の扉に「ムカデが侵入しましたが、無事処理しました。」と書いた張り紙がありました。これは「ムカデが侵入しましたが、殺しました。」という意味です。確かに、「殺す」という物騒な言葉を使うのはよろしくないかもしれません。しかし、本来生き物の命を奪うことは、大変勇気がいることです。しかし、この文章では、ムカデはあたかもごみか何かのように「処理」される存在になっています。(せめて退治しましたならわかるのですが。)これは、果たして適しているのか悩みます。もし、ムカデではない別の大きな生き物(例えばネコ)を殺すことを「処理」すると書いたなら、書き手の倫理観を疑われるでしょう。私たちは殺生せずに生きてはいけませんから、生き物を殺すことをどう表現するかは大きな問題です。

③かわいい
とっくに指摘されていますが、かわいいという言葉が多義語化しています。世間の言うかわいいの指す内容を列挙すると以下の通りです。いとおしい(「我が子可愛さ」になど)、愛らしい、いじらしい、愛くるしい、艶がある、綺麗、美人、しおらしい、ちんまりとして見た目が良い(マカロンを指す際などに使用?)、見ていて感じが良い、慕わしい、鮮やか、インスタ映えする、ギャップ萌えする、思わず顔がほころぶ感じ、思わず写真に撮りたくなる、などさまざまです。そのため、お菓子からおじさんまであらゆるものにかわいいという言葉を付すことが出来ます。私としては、「かわいい」ですべてが表現されると、後代の人々が我々の文章を読んだときに意味がわからなくなるのではないか、と不安に思います。(枕草子の「をかし」を訳すのに迷うのと同じです。)

④総長
高校では校長先生のことをA校長と言わずに、校長先生と言います。しかし、大学では総長先生のことを総長先生ではなく、A総長と言います。この違いはどこから生じたのでしょうか。ちなみに、私のいる大学では、総長先生のことをゴリラと呼んでいるので、この違いは別に問題ないかもしれませんが。

⑤無能
何もできないことを言いますが、最近は「気が利かない」、「自分の求めているレベルの仕事ができない」、「才能がない」「もたもたしている」などの意味を表現します。無能はあまりにも強い罵倒表現ですから、そこまで連発するのは問題ではないかと思いますが、いかがでしょう。

⑥我が国
国土は特定の人間の持物ではないはずなのに、なぜ「わが」をつけるのでしょうか。ナショナリズム論の題材にちょうどよさそうな問題ですね。

⑦自由
誰にもわかりません。

以上私が気になった言葉でした。

Edit 21:05 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

 

あれは平成最後の夏のことじゃった……(合宿レポ)

 何にでも平成最後と付けるこの風潮がどちらかと言えば大好きな③です。

 さて、名称未定では毎年九月ごろに希望者を募ってサークルで合宿を行っています。
 しかし、まあ何分ここは創作を趣味にしている人が集まったサークルなので、必然的にインドア派が多数になるわけです。なので参加希望者も少なくささやかなもので、毎年4、5人ほどでそのへんにふらーっと行ってぬるーっとしてくる感じが未定合宿の伝統だったのですよ。
 今年もそんな感じかなーと思っていたのですが、今年は少々、ちょっぴり参加者が増えまして。

 総勢ほんの16人ほどが参加を希望したわけです。

 いやいや待っていただきたい。16人てあなた困りますよ。普通この規模の人数が多いことを形容する時って何らかのスポーツが出来るって言いますけど、16人って絶妙に何にでも形容できないじゃないですか。ぱっと思いつく限りだと野球は18人、サッカーは22人、バスケは10人、バレーは12人、聖杯戦争は14人ですからね。なんとも16人という人数はもどかしいものです。

 ……失礼、少々混乱しました。ともかく16人という人数、例年比三倍という参加者を聞いた合宿係の③はそれくらいの衝撃を受けたということです。
 こいつは適当に合宿の準備とかを片付けることもできないし、昨年のように合宿レポートを三行で済ませるという暴挙もちょっと出来そうにありません。あ、詳しくは一年前の僕の記事をご覧ください。
 ともあれ、流石に極インドア派の③もそこそこ真面目に色々手続きとかをして合宿に臨みました。どれほど真面目だったかはこれから述べるレポートでお分かりいただけるかと思います。
 では、参加者の皆さんが撮って下さった写真をふんだんに交えつつ、合宿のダイジェストをお送りします。
 また、プライバシーに配慮して希望した会員は顔をぼかし処理させていただいてます。別に心霊写真とかでは多分ないので安心してご覧ください。

 それともう一つ。今記事で使用する写真は大体スマホで撮影したものでサイズが相当大きく、ブログに乗せるうえでは一部しか映らないことがあると思いますが、これを全部サイズ修正するのは③の気力では不可能なので、気になった写真はクリックしてフル表示していただきたく存じます。全体的にガバガバですまない……

 まず、今回の合宿、行き先は和歌山県の白浜という場所です。これは何年か前の未定合宿でも行った場所で、真面目な③は色々調べるのが面倒だったので当時参加していた先輩とか白浜に合宿経験のある同期とかから聞いた情報をそのまま採用しつつおおまかな予定を決め、合宿当日を迎えます。


 一日目

 新大阪から特急くろしおという電車に乗って白浜まで向かいます。正直言って今回の合宿のある意味最難関がここでした。
 何故ならここに辿り着くためには、大学生の天敵、睡眠時間を強制的に引き延ばす能力を持ち、皆から「絶鬼」と呼ばれ畏れられている悪魔を打倒する必要があったからです。
 ですがそこは優秀な未定会員たち、誰一人欠くことなく電車に乗ることに成功しました。ありがとうございます。
 電車内では皆思い思いに、僕は今夏噂の「ペンギン・ハイウェイ」を読みつつ電車内での時間を過ごし、三時間ほどの旅の後白浜に到着しました。

▼白浜のイメージキャラクターだそうな。可愛い。
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その後は半自由行動です。「とれとれ市場(詳しくは後述します)」という場所に行って贅沢な昼食をとる会員もいれば、海に行ってぱしゃぱしゃする会員、宿泊場所に行って早速引きこもる会員等さまざまです。
特別どこかに行く、ということはありませんが、合宿一日目は大体こんなものです。

ちなみに今回の宿泊場所は「京大白浜海の家」という場所で、京大に所属する学生や教員ならばタダで利用できる素晴らしい施設です。このおかげで合宿の費用を大幅に削減することが出来ました。やや僻地に立っていますが、海も近く、「円月島」という白浜で有名な観光名所もすぐそこにあります。

▼波打ち際でたそがれる会員たち。
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▼「円月島」とはこんな感じの場所です。本来は下の穴に夕日が沈む瞬間が非常に美しいのですが、
 今回は天候に恵まれませんでした。だがこれはこれでよし。
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 夕食も思い思いにとり、その後は未定合宿恒例のパーティータイムです。
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 ある意味この時間が未定合宿の本番で、会員が思い思いに持ち寄ったトランプやボードゲームでお酒やお菓子を食べながら遊び倒します。この瞬間が一番生き生きしている会員も数多くいます。流石インドアサークル。

 初日はこんな感じで過ぎていきました。


 二日目

 二日目は自由行動です。というのも、真面目な③は細かく合宿の予定を定めるなんて手間のかかることがどうしても出来なかったので、「よし会員に丸投げしよう!」というこの上なく行き当たりばったりな計画を聞こえのいいオブラートで包んだ結果こうなった感じです。ともあれ二日目がスタートしました。

 各自で予定や行き先を決めたところ、参加者は主に「待機班」「神社班」「もふもふ班」に分かれることとなりました。
待機班は、昨夜遊びが少々盛り上がってしまい(超ソフトな表現)寝るのが遅くなってもうちょっと寝ていたい人や、海で遊び足りなかった人など。
神社班は、その名の通り神社等に目的地を定めた人。
そして③も参加したもふもふ班は、「アドベンチャーワールド」という所に行きました。すみませんが他の班の行動を詳しく把握してはいないので、二日目前半はこちらのレポートだけにさせていただきます。
「アドベンチャーワールド」とは、白浜でも屈指の人気観光地であるテーマパークです。動物園と水族館と遊園地が合体したような場所で、多種多様な体験が出来、何より動物をもふもふできるコーナーがあります。
 動 物 を も ふ も ふ で き る コ ー ナ ー が あ り ま す 。
 大事なことなので二回言いました。これが「もふもふ班」の由来であり、ぶっちゃけると③にとって二日目の目的の半分以上はこれでした。③の一族は遺伝的にもふが大好きなのです。遺伝だから仕方ない。
 まずはざっとパーク内を見て回ります。

▼サーバルちゃんです。
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▼先輩がたくさんいますね……
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▼イルカショーです。何か最近FGOでこんなの見た気がする。
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そして個人的にお待ちかねのふれあいコーナーです。イッヌとふれあえるらしいです。

▼ひと目で尋常じゃないもふもふだと見抜いたよ
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▼はぁ~~~~~???????
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 いやちょっと可愛すぎましたね……存分にもふらせていただきました。全然逃げたとかせず普通に触る分には全然こっちの自由にさせてくれるんです。なんて素敵なイッヌ様なんだ……
大変堪能させていただき、午後二時ごろにアドベンチャーワールドから海の家まで戻って来ました。
 しかし、二日目はまだまだこれからです。

 と、ここで少々時系列が過去に飛びます。合宿の前日にとある会員からこんなメールが届きました。

先輩会員「③君。海の家ってバーベキューのコンロ貸し出してるらしいよ」
     ③「……………………ファ!?」

 BBQ。バスターバスタークイックじゃないよ。それは夏合宿には必須級の素敵イベントです。しかし真面目な③は海の家がそんなサービスまで受け負っていることなど欠片も知りませんでした。いやそんなサービスがあるとなれば開催すべき。やるとしたら二日目の夜だろう。しかしコンロ以外の網や炭、食材等は自分たちで用意する必要があるので、当日調達する必要がある。ある先輩がレンタカーを借りて下さっているとはいえ海の家は僻地、天候とかもあるしアドリブでどこまでいけるか……と不安を抱きつつアドベンチャーワールドから帰ってきた③でしたが。

 帰ると同時に体力の雑魚さを遺憾なく発揮して即座に寝落ちてしまい。

 起きたらなんかバーベキューの用意が有志の会員によって完璧に整っていました。

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 各種買い出しも終了、食材の仕込みも完璧、設備も用意済み、後は焼くだけの状態です。
 ……やだ、うちの会員、優秀すぎ……?

 かくして心配していたバーベキューが拍子抜けするほどあっさり開催の運びとなったわけです。
 焼く作業も、料理上手な先輩会員が素晴らしい手際でやって下さったので、真面目な③は──もう枕言葉要りませんね、③はもうひな鳥もびっくりなくらいのレベルで食べるだけの存在になり果てました。炭火焼きおいしい。

▼あぁ^~いいっすね^~
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▼にく~~~~~!
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▼そして集合写真です。なんだこの名称未定……まるで大学のサークルみたいじゃないか……
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 そんな感じで、盛況のうちにバーベキューは終了できました。
 また余談ですが、名称未定おつまみ研究部が
「さきいかを炭火で炙る」
 という悪魔のおつまみを残った炭火で開発していたことをここに記しておきます。

▼悪魔的発想っ……!
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 ですが、実はまだ合宿二日目は終わりません。
 この後、有能な未定会員によってなんと、

 花火が用意されていたのです!!

 強すぎる。夏をよく理解していらっしゃる……
 そういう訳で、二日目の締めに海岸に移動して夜の海を眺めつつ花火という圧倒的夏イベントを行うことになりました。

▼しばし童心に帰る未定会員たち。
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▼ねずみ花火!
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 そして最後は勿論線香花火です。

▼なんか奇跡的に取れた荒ぶる線香花火ショット。
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 花火の途中、近くの京大の施設で実習に来ていた他の京大生さんとも偶然出会って一緒に花火を楽しみました。こういった旅先での出会いも旅の醍醐味の一つです。良い。

 と、こちらの予想以上に素敵イベント盛りだくさんとなった合宿二日目でした。


 三日目

 三日目は流石に午後には電車に乗らないといけないので二日目とは違い全員行動です。
 まずは、海の家のお隣にある京大白浜水族館に行きました。
 京大生であれば無料で学費が泳いでいるのを眺められるということで、一時間ほど自由に鑑賞タイムです。

▼泳いでますねぇ
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▼うにです。食べたい。
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▼えびです。食べたい。
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▼かにです。食べたい。
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 疲れがたまっているらしく休憩する会員も多かったですが、ぼちぼちと引き上げてバスに乗ります。

 続いては、前述した「とれとれ市場」という場所に向かいました。
 ここも有名な観光地の一つで、主に海産物を取り扱う市場です。
 そして、この場所の最大の特徴は、購入した新鮮な魚介類をその場で食べられる、という所です。
 刺身系ならご飯を買って海鮮丼にするもよし、バーベキューコーナーもあるので魚介を焼いて食べるもよし、です。
 そういう訳で。

▼食べました!
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▼肉でも魚でもバーベキューをするという至上の贅沢! 良い!!
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 市場の近くには温泉もあるので、そちらに行ってゆっくり温まってきた会員もいたようです。
 とれとれ市場はお土産コーナーも豊富なので、それらを購入するなりのんびり食事をしつつ過ごすなりしつつ過ごしたのち、バスで駅まで移動、そして帰りのくろしおに乗って、新大阪で解散です。

 以上が、今年の未定合宿でした! ちょっと色々書くことが多すぎてそろそろ指が痛いです!


 そういう訳で、参加者兼合宿係として軽ーく全体の感想でも。一言で言うと、
 想像の三倍くらい充実した合宿だった
 ということです。
 最初に言った通り、このレポートを読んでくださった方ならもうお分かりでしょう。
 そう、この合宿、驚くほど③は働いてません。
 いやほんと申し訳ない限りなのですが、実は当初僕が決めていた予定は
 一日目:海の家に行って後は自由
 二日目:自由
 三日目:水族館行って適当にお土産買って帰る
 これだけです。マジです。
 よもやこれだけの予定であれほど様々なイベントが出来るとは。バーベキューとか花火とかは完全に他の会員がアドリブで用意してくださった感じです。勿論参加者が有志で色々やって下さることは期待していたのですが、ここまでとは想定していませんでした。こちらのミスとかも結構あったんですが、有能な会員がカバーしてくださいましたし。未定の底力を知った。

 おかげさまでこちらも大変楽しかったです。合宿を盛り上げる手伝いをして下さった数々の会員の皆さん、また参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました! よろしければ、来年もおねがいします!

ではこの辺で。合宿お疲れ様でした!

Edit 03:12 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

長編一作書き終えて。それとラブコメの話。

九月上旬担当のいろりです。
八月下旬頃には自転車を漕いでいると勝手にネタを考え始めたので不思議なものです。やはり何か書くのが好きなのかもしれないなんてことを思います。
さてタイトルの通り、新人賞に応募すべく八月一日から毎日コツコツ書き進めていた物語を昨日書き終えました。・・・・・・訂正。正確には今日でした。分量の関係で初めに応募しようと思っていた新人賞の規定を超えてしまったので応募する新人賞を変えました。それによって締め切りが八月三十一日から九月三十日に伸びたので、締め切りを延ばすのは良くないと思いつつも終盤にはだれてしまい結局八月三十一日に間に合いませんでした。・・・・・・とと、ちょっとどうでもいいですね。
なんにせよ疲れました。
キャラクター設定がガバガバで台詞には困るし、がっちり固めたはずのプロットもキャラクターの感情を何も考えていない。結局、執筆中はプロットに指定されているいくつかのチェックポイントの間をアドリブで走るなんていう暴挙に及ばねばなりませんでした。
しかし、それらの反省点を踏まえて次回作に取りかかることが出来るなど、色々学べることも多かったです。
何より驚いたのが実は自分が思っていたよりも、会話劇が好きだということです。
くだらない会話を書いているときは割とキャラクターが勝手に話してくれますし、一度はそのおかげで内容は覚えていませんが幸せな夢を見られたこともありました。
会話劇が生きてくるのはラブコメでしょう。
そういうわけで今僕はとてもラブコメが書きたい。
ラブコメといえば僕が初めに呼んだのは「さくら荘のペットな彼女」です。次はラブコメかどうかは分かりませんが「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」次が「冴えない彼女の育て方」それから先は覚えてないです。
ではどうしてこんな話をしているのかというと、最近「神アプリ曰く、私たち相思相愛らしいですよ? ♯【攻撃力】全振り幼なじみは俺がデレるとすぐヘタれる」を読んで「うわ、ラブコメって切なっ」と思ったからです。まあもちろんタイトルの通り当然その作品には今のところぱっと見て切ない場面は見当たりません。しかし、読み進めるにつれ胸が苦しくなりました。まず、これは一人称小説なのですが、主人公があるヒロインのことがとても気になっているのが伝わってくる。けれど・・・・・・まぁラブコメなので色々あるわけです。ヒロインも複数いて全員が主人公に好意を寄せているのも伝わってくる。いわゆる、ハーレムものですね。しかし、よっぽどのことがない限り主人公と結ばれるのは一人。うわ、切なっ、とそういうわけです。
いままで冴えカノも含めてハーレムものは結構読んできましたがこんなことを思ったのは初めてです。多分これは物書きを始めたからでしょうね。近頃は純粋に物語を楽しむだけでなく、表現など色々気にするようになりました。例えば、どうでもいいことですけど死者数四百五十三人と書いてあった場合、これは適当に考えた数字なのかあるいは何か根拠があるのか、など。
で、話を戻しますとハーレムもののラブコメは切ないという話。しかも僕はサブヒロインに肩入れしてしまう性格のようでなおさら切ない。
では切なくないハーレムラブコメとは。
初めから主人公が悩むことなくメインヒロインとくっついてしまい、加えて他のヒロインの描写が少ない場合。
例えばラブコメではないですけどSAOとか・・・・・・あ、もう思いつきません。
次にハーレムエンドなラブコメでTo Love るをあげようと思ったのですがあれは違った気がします。真にハーレムエンドなラブコメもあるのかもしれませんが知りません。
でも個人的にとらぶるは切なくないんですよね。
「エロマンガ先生」は切ないし、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は切なくない。「妹さえいればいい。」や「弱キャラ友崎くん」は切ないけど、「友人キャラは大変ですか?」は切なくない。「りゅうおうのおしごと!」は切なくないです。
もうすこし挙げることも出来ますが長くなるので止めておきます。
で、少し考えてみるときっと僕が切ないと思うかどうかは主人公がちゃんとすべてのヒロインと向き合っているかどうか、でしょうか。
ふむ・・・・・・多分今までに挙げた作品には全て当てはまる気がしています。
向き合っていなければ、ハーレムは物語を盛り上げる一因として機能するに留まるのかもしれません。
と、まぁこんなところですかね。
いずれ今回かき上げた長編は「なろう」か「カクヨム」あたりにいずれ投稿する気でいますので興味があれば読んでみてください。
ではではここまで読んでくださりありがとうございました。ここらで筆を置かせていただきます。

今回挙げた作品はおすすめなので未読作品があればぜひ!


Edit 12:56 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

 

今月の担当

 

今月の担当日&担当者、のようなものです。これ以外の日にも、これ以外の人が更新したりします。

今月の担当は
上旬:日比谷
中旬:安野
下旬:西桜 です。

 

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