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 京大公認創作サークル「名称未定」の公式ブログです。
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2018-11

NF企画「キャラクター創作」まとめ

 今年のNFにおいて、「キャラクター創作」という企画を担当させていただきました入ヶ岳愁です。キャラクター創作というのは、ランダムに決まったお題を基にキャラクターを自由に考えるというもので、今年になって初めて登場した企画です。
 まずはこちらの「キャラクター創作シート」をご覧ください。
bandicam 2018-11-29 15-53-57-331 
 シート上部はキャラクターの大まかな設定を記入する欄となっているのですが、この①、②、③を埋める内容を、今回はカードをランダムに引くことで決めていただきました。①や②は25種類以上の選択肢がありますので、組み合わせの数は膨大です。
 お題があるとは言え、一からキャラクターを作る以上、時間のかかる企画です。担当者としては、正直人気が出るのか不安な状況の中、一先ずNF前日に50部のキャラクター創作シートを印刷しました。
 結果として、企画は人気を博したと言って良いと思われます。というのも、NF最終日になって50部あったシートが尽き、私はコンビニまで走ることとなったのです(油断しておりました)。沢山のご参加、本当に有難うございました!

 さて、実際集まったキャラクター設定に関しましては、担当者として全て目を通させていただきました。「個人的に特に好きだったキャラクターTOP3」といったものをやりたいとも考えたのですが、許可の関係もあり、断念することと致しました。実際のところ、今回の企画では優劣は本質的なことではなく、参加していただけた方が楽しんでいただけたのならば、それが何よりのことだと考えております。
 ただ、せめて企画がどのように成ったかということはお伝えしたく、2枚の写真を以下に貼らせていただきたいと思います。何十人もの方々が、楽しみ、或いは苦心しつつ見事生み出された幾つもの魂をお見せして、今回の企画の締めとさせていただきます。本当に、有難うございました。35221.jpg 35222.jpg 

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書きたいもの、描きたいもの

 こんにちは、11月中旬担当の入ヶ岳愁です。11月中旬としてはぎりぎり間に合っているものと考えております。
 さて、今回は表題の通り、書きたいものと描きたいものについて綴ってみることとしました。私はSTART名義で絵も描いていますので、二通りの漢字においてそれぞれ「かきたいもの」が存在するという次第です。まずは「書きたいもの」について述べます。
 個人的な話をしますと、私は自分の書く小説のジャンルについて悩み続けながら今日を生きています。小説の主題はこれでいいのか、主題は前面に押し出すのか文章の奥深くに沈み込ませるのか、冒険小説を書くのか恋愛小説を書くのかミステリを書くのか、等々。小説を書く方は多かれ作風の悩みというものを抱えたことがあるのではないかと思われますが、私が特に具体的な「テコ入れ」を意識したのは高校三年生の冬でした。
 受験勉強をしてください。
 その頃私が悩んでいたこと、それは、自分の書く小説が軒並みやったらめたら暗いということでした。バッドエンド自体に抵抗は全く無いのですが、当時の私は、「バッドエンドしか書けないのは安易な逃げなのではないか」と考えました。暗い小説を書くのが手癖のようになっているのが気に入らなかった私は、ある機会に小説を書く際、意識してハッピーエンドを書いてみたのです。
 いや、受験勉強をしてください。センター一ヶ月前ですよ。
 ともあれ、結果として私は一ヶ月で三作のハッピーエンド小説を書き上げることができました。しかし、執筆中はかなり苦しみましたし、出来上がった内容も自分にとって納得の行くものではありませんでした。ここで今回のテーマに繋がるのですが、私にとってハッピーエンドというのは「書きたいもの」では無かったと考えられます。というか、「ハッピーエンドを書きたい」という欲求が先走った結果、中身の薄い小説が出来てしまったのでしょう。ハッピーエンドを書くのではなく、書きたい話がハッピーエンドであるのが自然な形なのでしょうから。
 当時の私の危機感は、自分の書きたいものを言語化できていなかったが故のものだと思われます。小説を書く時、どうしても「良いものを」書きたくなってしまうのですが、客観的に見て完全に善い小説という概念が存在するわけではありません。どれだけ偏っていても、書きたいものを最大限効果的に文章化することを目標とすべきと、今の私は考えています。では、私の書きたいものとは何でしょう。それこそを考えていきたいと思っている今日この頃です。これは恐らく一朝一夕で掘り下げられる課題ではないでしょう。私の中から何が掘り出されるのか、楽しみです。
 続いて、絵に関してです。とは言え、こちらはより歴が浅いこともあり、まだまだ現時点で自分の描きたいものが紙面上に出力出来ているとは思っていません。文字を打てばとりあえず文章になる小説(その上で様々な技巧的要素が必要なことは言うまでもありません。例えば私はこの文章が冗長になってしまっていることに頭を抱えています。つまり、こんな挿入文が入っていることに。)とは違い、絵はまず違和感の無い描写が出来なければ話になりません。伝えたいテーマもメッセージも、イラストに拙い部分があればそこに吸い込まれ、消え失せてしまうでしょう。まだまだ鍛錬を積む段階です。

 さて、長々と個人的なことを並べてきましたが、私は現状、かきたいもの、得意なものを探し続けています。それを探す過程においてやはり、様々な種類の作品に挑戦する(読む書く双方において)のは肝要と思われます。インプットとアウトプットをバランス良く行う、というのが当面の目標なのですが、これが中々に難しいというのも、また本音なのです。

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11月祭

11月祭レポート 11月23日
私は今日は15時から16時までの間しか会場に行っていないので、一日が終わったときの大学の様子を書きます。
図書館を出ると、もう暗くなっていて、吉田南の方から、18時の鐘がカーンとなる。クスノキ前で演舞を終えたよさこいの人々が、列をなして歩いていて、彼らの着ている青い法被のような衣装が、薄闇の中ではっきりと見える。自転車を押しながら歩く人や横並びにぞろぞろと帰っていく人、その中を半ば無理に通ろうとする自転車で、時計台の周りはごった返している。法学部棟から聞こえるハリーポッターのテーマ曲と人のがやがやした声が混ざり合った音を聞きながら、私はふと「もし京都市が景観条例に続いて騒音条例を出し、11月祭での音出しが禁止されたら、今のように賑わった11月祭はなくなってしまうだろうか。」と寂しい思いに駆られた。

Edit 23:24 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

 

今月の担当

 

今月の担当日&担当者、のようなものです。これ以外の日にも、これ以外の人が更新したりします。

今月の担当は
上旬:Hano
中旬:京
下旬:西桜 です。

 

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