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 京大公認創作サークル「名称未定」の公式ブログです。
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2019-05

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気になっている言葉③

5月下旬担当の葱です。今回も気になっている言葉について書きます。
➀ 号泣
 号とは本来声を上げて泣くことであるのに(2014年の市議会議員の号泣会見はまさに号泣です)、最近は号泣を大泣きするという意味で用い、声を上げていない場合にも用いているのが目立ちます。

②~すぎる
 本来状態や程度が通常の基準を超えて困るという困惑のニュアンスを含んでいたはずなのに、最近は「とても~」の代用に用いられているのが目立ちます。(例えば可愛すぎる○○、けなげすぎる○○)

③ ○○人に一人の美少女
 大変な美人をさすときに用いる表現です。最近は○○に入る年数が、1000年や20000年のように長くなってきました。私が幼いころは、10年に1度ということはあっても、ここまで強調して言うことはなかったのですが。

④ メンツ
 「体面、体裁」の意味であったのに、「メン」の共通性から「メンバー」の意味が付加されました。誤用ではないのでしょうか。

⑤コーデ
「コーディネート」の略で、「ヒルナ〇デス」などでしばしば用いられています。略するならば、「コーディ」というべきではないでしょうか。

⑥wifi難民
wifiがなくて困っている人々のことをさします。しかし、難民は本来もっと重いものです。故郷を追われ、住むところもなく、排外主義
におびえながら、各地を転々とし、どこからも受け入れてもらえない人々です。我々のように、難民多発地帯の中東からの石油で安穏と暮らしている人間が、ちょっと携帯電話がつながりにくいくらいで難民を僭称するのは、本当の難民に失礼です。世界が日本とアメリカとEUだけだと勘違いし、くだらないものを買って難民支援の寄付もせず、「世界史」とか「グローバル」とか言いながらアフリカや中東には何の関心もない我々は、もっと自分を恥じた方がいいでしょう。

⑦平成30年を振り返る
元号で区分するよりも、分野ごとに個別の指標を設けて時代区分を行った方が、理解しやすいと思います。例えば、音楽史で言えば、CD中心からネット配信、さらには2012年頃のスマートフオンの普及などで区分をした方が、なぜその曲が流行し、なぜそのCDが売れたのかがよくわかるようになります。また、経済で言えば、平成元年で区切るよりも、バブル崩壊、リーマンショックなどで区切ったほうが、よりわかりやすく景気動向が説明できます。元号に対する思い入れも世間には根強いですが、テレビ番組ではもっと別の区分を用いた説明も必要だと思います。

⑧元号は日本にしかない
日本にしかないもので、あってもうれしくないものも、あっても何も感じない者もあるのに、なぜ元号があるとうれしいのでしょうか。これをうれしそうに言う人を何人もテレビで見ましたが、そのあたりの論理的、説得的主張をしている人はいませんでした。別に年号不要論に立つわけではありませんが、元号がない国の人たちにそのあたりの感情をうまく説明できるようになりたいものです。

⑨自由の学風
「○○大学の卒業式でのコスプレは、自由の学風がエスカレートした結果」という誤報を見かけました。儀式の場でちゃんとした格好ができないのを恥ずかしく思う保護者も少なくありませんから、コスプレを学風の影響とするのは不適切です。また、少なくとも自由は奇行という意味ではありません。そもそも「自由の学風」という○○大学が掲げるスローガンは、実際の意味内容が誰にもわからず、抽象的で人によって意味するものが変わりますから、混乱を招かないためにも使うべきではありません。「自由の学風」という謎のお題目を掲げるよりも、学生がルールやマナーをしっかり守り勉学に励めば、自然とよくなるのではないでしょうか。

こんなにいちいち細かい言葉にかみつく私は大丈夫でしょうか。病んではいないのでご安心ください。

Edit 21:24 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

足もとにちょうちょ


みなさん、こんにちは。
5月中旬担当の光彩です。

新年度になりまして、名称未定にも新入会員が加わりました。私も、2回生として、もっとしっかりしていかなければならないな、と思う日々であります。
そんななか、私は新たな技能を身につけました。ちょうちょ結びができるようになったのです。
大学2回生にもなるまでできなかったのか、とみなさんお思いになるでしょうね。厳密に申しますと、何回結んでも縦結びになってしまい、きれいなちょうちょにはならなかったのです。どうすれば縦結びにならないのか、正しい結び方を知らなかったのです。手先の器用さの問題ではなかったと思っています。
それが、試行錯誤を経て、きれいなちょうちょになる結び方を見つけました。たったこれだけで、私は少し幸せな気分になりました。
これまで、デザインは気に入っていたのですが、きれいに結べないのが嫌で敬遠していたひも靴を、意気揚々と履けるようになったのです。今では、少し軽やかになった私の足もとで、ちょうちょがふわふわと揺れています。足もとを見るたびに嬉しくなります。

どんなささいなことでも、できるようになれば嬉しいものです。ちょうちょ結びがきれいにできるようになっただけでも、気分は上がるものなのです。こんな、小さな幸せが、どうかみなさんのもとにも訪れますよう。

それでは、新緑の季節、どうぞさわやかな気持ちでお過ごしください。お読みいただきありがとうございました。


Edit 10:56 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

 

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