気になっている言葉 ④
9月下旬担当の葱です。今回も気になっている言葉について書きます。
➀この紋所が目に入らぬか。こちらにおわすお方をどなたと心得る。先の副将軍水戸光圀公にあらせられるぞ、頭が高い、控えおろう。
「〇戸黄門」で毎回のように言われるセリフです。「この紋所が目に入らぬか」と言って、権力の象徴である徳川の紋を振りかざして人を土下座させるのは高圧的にもほどがあります。しかも、「頭が高い、控えおろう」と急に言われて、誰もそれに文句を言わないのは奇妙です。
②姉妹○○
姉妹都市、姉妹版など、セットになったものを表す際には、姉妹○○と言います。セットになっているのを表すならば、兄弟○○でもいいはずなのに、なぜ兄弟○○とは言わないのでしょうか。
③負けたら死んだも同然
あるスポーツ選手が、インタビューで「負けたら死んだも同然です。」と言っていました。その人が試合に全力で打ち込んでいることを言いたいのはわかるのですが、死ぬということがいかに重いことかを考えると、いささか不適切に思われます。
④~でよかった説ある
言葉はなるべく簡潔に言う必要がありますから、「~でよかっただろう」とはっきり言う方がいいでしょう。
⑤コスプレ
costume playは時代劇の意味であるのに、なぜ日本語では仮装の意味になったのでしょうか。
⑥嫌いな芸能人ランキング
週刊誌がたまにやっていますが、そんな非生産的なものよりも明るい話をしましょう。
⑦○○は性格が悪い
テレビやTwitterでのちょっとした発言や、真偽の不明な週刊誌記事から判断して、ある芸能人の性格が悪いと言う人がいます。しかし、その芸能人とは多くの場合接触しないのですから、視聴者がわざわざ芸能人の性格を論じる必要はないでしょう。そのようなことを考えずに歌や演技を見ていた方が楽しいはずです。
⑧大正デモクラシー
植民地支配をしながら培われた民主主義は民主主義と言えるのでしょうか。
⑨おいおいと泣く
本当においおいと言いながら泣いている人を見たことがありません。おいおいは、何を表しているのでしょうか。
⑩バイト、パート
バイトはドイツ語、パートは英語のpart time workerです。カタカナ語になった際に、両者にはどういう違いがあるのでしょうか。
こんなにいろいろな言葉にかみつく私はどうかしているのでしょうか、病んではいないのでご安心ください。
➀この紋所が目に入らぬか。こちらにおわすお方をどなたと心得る。先の副将軍水戸光圀公にあらせられるぞ、頭が高い、控えおろう。
「〇戸黄門」で毎回のように言われるセリフです。「この紋所が目に入らぬか」と言って、権力の象徴である徳川の紋を振りかざして人を土下座させるのは高圧的にもほどがあります。しかも、「頭が高い、控えおろう」と急に言われて、誰もそれに文句を言わないのは奇妙です。
②姉妹○○
姉妹都市、姉妹版など、セットになったものを表す際には、姉妹○○と言います。セットになっているのを表すならば、兄弟○○でもいいはずなのに、なぜ兄弟○○とは言わないのでしょうか。
③負けたら死んだも同然
あるスポーツ選手が、インタビューで「負けたら死んだも同然です。」と言っていました。その人が試合に全力で打ち込んでいることを言いたいのはわかるのですが、死ぬということがいかに重いことかを考えると、いささか不適切に思われます。
④~でよかった説ある
言葉はなるべく簡潔に言う必要がありますから、「~でよかっただろう」とはっきり言う方がいいでしょう。
⑤コスプレ
costume playは時代劇の意味であるのに、なぜ日本語では仮装の意味になったのでしょうか。
⑥嫌いな芸能人ランキング
週刊誌がたまにやっていますが、そんな非生産的なものよりも明るい話をしましょう。
⑦○○は性格が悪い
テレビやTwitterでのちょっとした発言や、真偽の不明な週刊誌記事から判断して、ある芸能人の性格が悪いと言う人がいます。しかし、その芸能人とは多くの場合接触しないのですから、視聴者がわざわざ芸能人の性格を論じる必要はないでしょう。そのようなことを考えずに歌や演技を見ていた方が楽しいはずです。
⑧大正デモクラシー
植民地支配をしながら培われた民主主義は民主主義と言えるのでしょうか。
⑨おいおいと泣く
本当においおいと言いながら泣いている人を見たことがありません。おいおいは、何を表しているのでしょうか。
⑩バイト、パート
バイトはドイツ語、パートは英語のpart time workerです。カタカナ語になった際に、両者にはどういう違いがあるのでしょうか。
こんなにいろいろな言葉にかみつく私はどうかしているのでしょうか、病んではいないのでご安心ください。
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