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 京大公認創作サークル「名称未定」の公式ブログです。
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2023-04

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サロメ

初めまして。安野深砂と申します。
今日は4月の30日です。ブログの話題を考え、思いつかず、引き延ばしていたらとうとう晦日の夕刻となってしまいました。
うーん、今回はサロメの話をすることにいたします。
「サロメ」というワード自体は誰しも一度は耳にしたことがあるでしょう。元ネタ(原典)は聖書の物語です。ざっと説明します。
サロメはガラリヤの王女でした。その血のつながらない父、ヘデロ王は自身が兄を追放して王位に就いたことを洗礼者ヨハネに非難され、ヨハネを投獄していました。サロメは舞の名手でもあり、宴席で彼女が舞うと、王は褒美にほしいものをなんでもやろう、と約束します。サロメは、母ヘロディアスにそそのかされてヨハネの首を所望しました。結局ヨハネは首を斬られ、その首は盆に載せられサロメとその母の元へ運ばれるのでした。
短縮するとこんなお話です。なかなかグロいですね。サロメの図像は中世あたりから描かれてきましたが、「サロメ」ブームが巻き起こるのは19世紀末のこと。ギュスターヴ・モローをはじめ、多くの作家がサロメをモチーフに作品を作ります。そこで描かれたのは聖書の、母にそそのかされて首を欲した少女ではなく、見る者を狂わせる「ファム・ファタール(運命の女)」の姿でした。妖艶に踊っていたり、首を自ら欲する仕草をしていたり、迫力のある女性像です。
オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』やオーブリー・ビアズリーの挿絵にも「ファム・ファタール」の要素が色濃く表れています。ワイルドのサロメは気が狂っているとしか思えないし、ビアズリーのサロメは絵としては美しいけれど、すさまじい表情をしています……。
私は今回の幻想組曲の表紙に、ワイルドとビアズリーの雰囲気のサロメを描いてみようとしたのですが、力量不足でしたわね。迫力に欠けます。
絵の技量については精進いたすこととして、今日はこの辺で失礼します。

文をまとめるのって難しい。文字書きさんはすごい……。

Edit 21:22 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

THE FIRST SAKE

 4月中旬担当の谷川慶です。
 今は2023年4月前半の某日。時刻を見れば午後11時49分。僕はファミリーマート中西高野店の前の歩道橋でこの文章を書いています。スマートフォンをポチポチ操作しながら。リアルタイムです。
 時刻の数字が0時になれば、僕は20歳になります。今は11時52分。これから、初めてのお酒を飲もうと思います。20歳になった瞬間に購入するつもりです。今回は実況形式で、初めての飲酒のリポートをしたいと思います。巷では20にならないうちに酒を飲み、それがステータスであるかのように思っている人たちもまぁいますね。しかしながら僕は、ルールを守った上で、その中で工夫を凝らして人と違うことをする人の方が余程かっこいいと思ってますので、当然ながら未だ、お酒を喉に通したことはありません。まぁ単純に飲みたい気持ちも飲む機会もあんまりなかったですしね。そうこう書いていると57分です。では僕は今からファミリーマートに向かいます。続きは買ってから書くということで。

 午前0時1分です。購入してきました。ほろよいもも味です。缶を出して、レジの店員さんに「今11時59分じゃないですか。もうちょっと待ってもらっていいですか」と言ったら、「あ……なるほど」と。一応学生証も見せて確認してもらい、そうしている間に、スマホに表示したインターネット時報は0の表示を並べました。祝、20歳です。あ、ちょっと待ってください、今0時6分なんですが、友だちからLINEが来てるので、返信してきます。あとツイートも。歩きながら書いているうちに、部屋に着きました。ほろよいの缶が指先に冷たいです。

 0時21分です。あっという間に20歳の20分が終わりました。今隣におつまみとしてひとくちチーズとワッフル、麦茶を用意しました。お酒についてほとんど知識が無かったもんで、この時のためにある程度の下調べはしてあります。というのも多分自分はお酒にかなり弱いだろうからです。両親、祖父母はもとより、親族見渡しても酒が飲める人はほとんどいないため、僕は逆に飲める理由がこれっぽっちもないという遺伝的状況にあるのです。かなり隔世しないと隔世遺伝も望めません。ということでお酒に強い20歳をとうに迎えた諸先輩方を横目に、慎重に慎重を重ねて、ほろよいをゆーっくり飲んでみるという(自分からすれば)挑戦を決行しようとしているわけです。今から飲みます。

 甘っ。ももや。ほろよいはジュースってほんとにジュースやん。アルコールの嫌な感じもなく、甘いというそれ以上の感想が出てきません。しかしここで調子に乗ってはいけません。自分が酒に弱いというのは悪魔の実の能力者が泳げないのと同じくらい明らかなこと。物を食べつつ半分くらい飲んで様子を見ます。

 0時55分です。半分くらいまで飲みました。甘くてどんどん進みそうになりますが、ここは自分の容量把握のため。我慢します。一方で深夜だというのにパンとチーズはどんどん進みます。逆に体に悪いでしょう。しかし体感としては何も面白い感覚はないですね。明日1限ですが、ここらでアニメでも観つつ30分ほど間を取って様子を見てみます。何をそんなに慎重にと思っているそこの酒猛者のあなた。僕が誕生日の間だけは黙っていてください。

 何にも起きません。ただ、1時30分だというのに眠気が全くありません。まさかこれが……!? とまぁ全部飲んで早いとこ寝ます。しかし、あの、これは僕が常々思っていることなのですが、酒が美味いとかアルコールに依存性があるとか置いておいて……単純に"飲み物"を"缶やビン単位で"飲むって、多すぎじゃないでしょうか。酒だからそんなもんだと思いがちですが、飲み物を大量に胃に入れる行為だと考えれば、異常極まりなく感じます。自分は普段飲み物をたくさん飲むことをまずしませんから、350mlの缶1つ飲み干すこと自体かなりの苦労というか、非日常です。

 翌朝ではなく翌日です。現在午前11時7分の理6―401、2限の教室です。あれから、特に何もなく、酔った感じも顔が紅潮することもなく、至って普通でした。読んでる側は一瞬でしょうけど書いてる側は2回の睡眠を挟んでます。面白みはないですが、まぁほろよい1本はいけることが分かったということで良しとして、ここらで終わっときますかね。オチはないですが、元々オチやストーリーを作るために書いてないですから仕方ありません。この文章はほとんど校正や修正無しに書いた時のまま出してしまおうと思います。次は何を飲むのがいいんでしょう。とりあえず自分がどれくらいまでは飲めるのか調べないといけないのですが……次のステップは何がいいのか誰か教えてください。
 それでは。

(追記)今はさらに4日後の3限の教室です。これを書いとくのが定型というか様式美かなと思って書きたくなったので追記します。
 二十歳未満の飲酒は法律で禁止されています。人それぞれ置かれた状況は異なるでしょうが、二十歳未満の人はなるべくルールの範囲内で踊りましょう。

Edit 15:51 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

春ですよー

こんにちは、西桜です。
新歓時期ですね。(4/1には書こうと思って忘れてた。今、4/5) 四月のさっぱりとした清々しい雰囲気を肌で感じるたびに、僕の陰鬱な心の奥底を思い出して胸が痛いです。

こんなこと書けるくらいに


というところで書き止まっていました。(現4/10) 何を書こうとしてたのでしょうか。もう四月上旬ぎりぎりですよ。気が付くと授業が始まっていて、二カ月ぶりにシャーペンを握った気がします。

さて、ここにたどり着いた物好きな新入生は過去のブログを見て、一体どういう方針で各々書いているのかと思われるでしょう。小説であったり、創作論、自分が好きなもの、日記などなど。答えは、特にない、自由です。(最低限のモラルは持ちましょう) つまり、僕が唐突にここで終わる意味不明なオチでもいいのです。ということで、新歓来てみて、居心地がよさそうなど思ったらこのサークル名称未定に入会してみるといいんじゃないでしょうか。

以上、会長のしょうもない駄文でした。

Edit 17:46 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

 

今月の担当

 

今月の担当日&担当者、のようなものです。これ以外の日にも、これ以外の人が更新したりします。

今月の担当は
上旬:日比谷
中旬:安野
下旬:西桜 です。

 

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