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サロメ

初めまして。安野深砂と申します。
今日は4月の30日です。ブログの話題を考え、思いつかず、引き延ばしていたらとうとう晦日の夕刻となってしまいました。
うーん、今回はサロメの話をすることにいたします。
「サロメ」というワード自体は誰しも一度は耳にしたことがあるでしょう。元ネタ(原典)は聖書の物語です。ざっと説明します。
サロメはガラリヤの王女でした。その血のつながらない父、ヘデロ王は自身が兄を追放して王位に就いたことを洗礼者ヨハネに非難され、ヨハネを投獄していました。サロメは舞の名手でもあり、宴席で彼女が舞うと、王は褒美にほしいものをなんでもやろう、と約束します。サロメは、母ヘロディアスにそそのかされてヨハネの首を所望しました。結局ヨハネは首を斬られ、その首は盆に載せられサロメとその母の元へ運ばれるのでした。
短縮するとこんなお話です。なかなかグロいですね。サロメの図像は中世あたりから描かれてきましたが、「サロメ」ブームが巻き起こるのは19世紀末のこと。ギュスターヴ・モローをはじめ、多くの作家がサロメをモチーフに作品を作ります。そこで描かれたのは聖書の、母にそそのかされて首を欲した少女ではなく、見る者を狂わせる「ファム・ファタール(運命の女)」の姿でした。妖艶に踊っていたり、首を自ら欲する仕草をしていたり、迫力のある女性像です。
オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』やオーブリー・ビアズリーの挿絵にも「ファム・ファタール」の要素が色濃く表れています。ワイルドのサロメは気が狂っているとしか思えないし、ビアズリーのサロメは絵としては美しいけれど、すさまじい表情をしています……。
私は今回の幻想組曲の表紙に、ワイルドとビアズリーの雰囲気のサロメを描いてみようとしたのですが、力量不足でしたわね。迫力に欠けます。
絵の技量については精進いたすこととして、今日はこの辺で失礼します。

文をまとめるのって難しい。文字書きさんはすごい……。

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