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 京大公認創作サークル「名称未定」の公式ブログです。
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2023-11

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色々な色

 どうも、氷崎です。
 まずは皆さん、NFお疲れ様でした! 久しぶりに元のスタイルのNFで、物凄く盛況でしたね! まぁ僕はこのスタイルのNFは初めてなんですが……。
 お客さんもたくさん来てくださって良かったです。色々あった企画もいろんな人が楽しんでやっていただけたようで何より。

 さーて、何の話をしましょうかねぇ(ネタがない)……。

 ……そうだ、では色の話をしましょう!
 今回私はイラスト本に作品を出したのですが(ゆるゆる動物図鑑、の片方)、その時に色は結構悩みながら選んだのですよね。デフォルメされた動物たちに本物の色も考慮して最終的にどの色を注ぐのか。その過程でいろんな色について知ることが出来ました。
 今回はその一部を共有させていただきましょう。
・メロン
皆さんこれを聞いて何色が思い浮かびました? 緑? ですよね~
実は西洋でメロン、と言った場合の色は白みのオレンジ色。赤肉種のマスクメロンの果肉の色なんですね~
分かるかい!
・杏子色とアプリコット
杏子の実が熟した色が杏子色。アプリコットはその英訳ですが、杏子色よりも濃度や彩度が高いです。同じ色のはずなのにどうしてこういうことになっているのかと言うと、杏子を生や乾物として食す日本と、ジャムやコンポートにする欧米の違いだとか。なるほどなぁ~
・ウォード
タデ科の二年生植物タイセイ(大青)の青色。西洋では古代ローマ帝国時代から青色染料として用いられてきました。しかし発色性や堅牢性に乏しく、インド藍の輸入とその流行に伴って徐々に衰退。なんと今となっては絶滅色とされています。色も絶滅するのか……。ちなみにチリアンパープルとかも染色法が廃れてしまって、今は完全再現できないらしいですね。
・エヴァーグリーン
常緑樹の葉の色。ややくすんだ深緑色。”常緑”だからか、西洋においては「永遠不滅」の象徴とされています。よく似た色である日本の常磐(ときわ)色も日本で同じような象徴とされているのは興味深いところ。
・バーガンディとブルゴーニュ
ブルゴーニュは皆さん聞いたことのある方も多いと思いますが、フランス南東部の地方名ですね。ワインの有名な土地ですが、これらの色名は両方ともこのワインの色を指します。同じものの名前なのに区別されているのは(なおかつ違う色であるのは)、輸送や保管の問題でワインが劣化した結果、英国ではバーガンディ(ブルゴーニュの英語読み)と呼ばれる黒く濁った色になったからであるとか。

 いや~奥深い世界ですねぇ。ちなみに画家の名前の付いた色など、固有名詞を冠した色の名称なども調べてみると面白いですよ(フェルメールブルー・ルノワールピンクなど)。紹介しきれないのでここでは割愛させていただきます。

Edit 23:30 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

NF当日!

こんにちは、西桜です。
今日のブログはそう、NFレポートです!
ということで当日らしくどういう会誌の販売をしているか、どういう企画をしているかなど記録がてら書いていきます。

〇会誌
今年販売する予定のものは以下の通りです!
・幻想組曲 Op.18
・幻想組曲 あと232号
・乱奏交響曲(企画本)
・伴奏組曲(イラスト本)
・ぽえちゅ
・ポストカード
・会員個人の作品
S__9183260.jpg

幻想組曲 Op.18
 いわゆる7月外部誌ですね。本文はどうどうの150ページ越え! この量は初めて見ました。去年とかは80ページぐらいだったんで、出来たときはすごく驚きました。おかげで夏コミに持っていったときは肩をやられました。

幻想組曲 あと232号
 いわゆる11月/NF外部誌ですね。こちらも本文140ページくらいの大ボリュームとなっています。冬コミにもっていくときが心配ですね。

乱奏交響曲
 いわゆる企画本ですね。今回のテーマは「水中」となっていて、上限2ページのなかで「水中」をテーマにした作品たちが載っています。僕自身は
水中? ……入水自〇か!
という短絡的な思考でしたが、皆さん色々な「水中」を書いていて参考になりました。

伴奏組曲
 いわゆるイラスト本ですね。僕は作品を出しておらず特に語ることがないため、本当はお気に入りの作品をあげたいのですが、作品名をあげると他はどうなんだとかもう一人の僕がつぶやいてくるため自重します。
買った皆様がお気に入りを決めてください。

ぽえちゅ
 詩や俳句、短歌等々が載っています。こちらもお気に入りの作品名をあげたいのですが……自重します。
S__9183257.jpg

ポストカード
 今年だと上に挙げた会誌に載ったイラスト(それ以前のものはあまりよく知りませんが)のポストカードです。去年20枚買ったのを思い出しました。

会員個人の作品
 せっかくなので紹介しておきます。会員の暮四君が書いた長編小説を製本したものです。僕も紙折りを手伝ったので紹介しました。
〇企画
・セリフ埋め
 A4一枚程度の小説(または一部)で、穴抜きになったところを埋めてもらいます。軽く挙がったのを眺めたところ、書き下ろしのものが結構あって驚きました。
・キャラ創作
 お題を3枚引いて、キャラの設定などなどを書いてもらいます。
・一文小説リレー
 一文ごと別の人に書いてもらって物語を作ろうという、結果どうなるか分からない見切り発車の企画です。
あたりをやっています。(まだ全部そろってないのは内緒)

できればNFの中盤、終わりでも何か書きたいですね。(終わりは下旬担当の人に書いてもらおうかしら)。準備のあと教室に残って書いていたら、気づけば誰もいなくなってました……。

以上、学祭にワクワクして密かに盛り上がっている西桜でした。
ではでは。

Edit 09:55 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

持病について

 実のところ自分は10月中旬のブログ担当だったのだけれど、何も書かずにもう11月になってしまった。それはひとつにはNF諸冊子の締切に追われていたからであり(ぜひ買いに来てね!)、もうひとつにはブログに書くネタが全く思い浮かばなかったからだった。どうしようか。とりあえず思いつくままに筆を走らせている。では、俺がここ数年患っている持病の話でもしようと思う。

 その持病は、簡単に言えば、ある一定の顔の形を保っていないと鈍痛が走るものである。眉は軽く持ち上げ、目は薄く開き、引き結んだ唇の両端は引き上げる。つまりは笑顔だ。微笑みと言ってもいい。高校生の頃、自分の笑顔の不恰好なことが嫌で、顔周りの筋肉をいじっていたら変な癖がついてしまった。この笑顔の表情を崩すと、顔全体に、まるでインクがじわじわと染みを作っていくように痛みが広がる。初めの方は耐えられない痛みではない。なんでもないように装うこともできる。しかし放っておくと痛みは徐々に広がり、2、3日も放置していると、痛みに思考が支配され、他に何も手につかないような状態になってしまう。
 もちろんこの痛みを、無理やり笑顔を作ることで誤魔化すこともできるのだ。そうしていればとりあえず痛みは治まる。でもそれはあくまで応急処置で、痛みを先延ばしにしているだけで。ずっとそんな状態にしていれば、筋肉の歪みがどんどん膨らんでいって、いずれ許容量を超え、激しい痛みが突発してきてしまう。それはもうとても辛い。一瞬死の影がちらつくくらいには。
 だから笑顔を誤って崩してしまったときは、あえてそのままにしておく。無表情に徹して、筋肉を安静にさせておく。痛いけど我慢だ。そして2、3日目の峠を越えると、痛みはスーッと治っていくのだ。そして俺の表情も次第に元に戻っていく。つまり笑顔に。こうやって、俺は俺の持病をやり過ごしている。
 もちろんずっと同じ表情でいることや、しくじったときに痛みを我慢することはある程度しんどい。でも慣れてしまえばそんなに苦痛でもない。日常の生活の中に組み込むこともできる。俺と同じような持病を抱えている人は相応にいるらしく、それ専門の病院に行けば治療してもらったり、薬をもらうこともできるそうだ。しかしそれにはお金もかかるし時間もかかる。治療中は表情筋を無闇に動かしてはいけないから、人との接触もだいぶ制限されるらしい。そうなると周りの人にも迷惑をかけてしまいかねない。そして俺の症状は、今のところそれほど酷くはない。悪化したらまた考えるけれど、とりあえず今は共存する道を選んでいる。

 これが俺のここ数年抱えている持病の話だ。こんな形であれ、持病について外に出すことができて、今はすっきりしている。今まではほとんど誰にも言っていなかったから。秘密が減って、少しだけ肩の荷が降りた。
 ここまで読んでくれてありがとうございます。あ、もちろん、この持病は比喩です。

Edit 12:10 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

 

今月の担当

 

今月の担当日&担当者、のようなものです。これ以外の日にも、これ以外の人が更新したりします。

今月の担当は
上旬:安野深砂
中旬:西桜
下旬:氷崎光 です。

 

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