色々な色
どうも、氷崎です。
まずは皆さん、NFお疲れ様でした! 久しぶりに元のスタイルのNFで、物凄く盛況でしたね! まぁ僕はこのスタイルのNFは初めてなんですが……。
お客さんもたくさん来てくださって良かったです。色々あった企画もいろんな人が楽しんでやっていただけたようで何より。
さーて、何の話をしましょうかねぇ(ネタがない)……。
……そうだ、では色の話をしましょう!
今回私はイラスト本に作品を出したのですが(ゆるゆる動物図鑑、の片方)、その時に色は結構悩みながら選んだのですよね。デフォルメされた動物たちに本物の色も考慮して最終的にどの色を注ぐのか。その過程でいろんな色について知ることが出来ました。
今回はその一部を共有させていただきましょう。
・メロン
皆さんこれを聞いて何色が思い浮かびました? 緑? ですよね~
実は西洋でメロン、と言った場合の色は白みのオレンジ色。赤肉種のマスクメロンの果肉の色なんですね~
分かるかい!
・杏子色とアプリコット
杏子の実が熟した色が杏子色。アプリコットはその英訳ですが、杏子色よりも濃度や彩度が高いです。同じ色のはずなのにどうしてこういうことになっているのかと言うと、杏子を生や乾物として食す日本と、ジャムやコンポートにする欧米の違いだとか。なるほどなぁ~
・ウォード
タデ科の二年生植物タイセイ(大青)の青色。西洋では古代ローマ帝国時代から青色染料として用いられてきました。しかし発色性や堅牢性に乏しく、インド藍の輸入とその流行に伴って徐々に衰退。なんと今となっては絶滅色とされています。色も絶滅するのか……。ちなみにチリアンパープルとかも染色法が廃れてしまって、今は完全再現できないらしいですね。
・エヴァーグリーン
常緑樹の葉の色。ややくすんだ深緑色。”常緑”だからか、西洋においては「永遠不滅」の象徴とされています。よく似た色である日本の常磐(ときわ)色も日本で同じような象徴とされているのは興味深いところ。
・バーガンディとブルゴーニュ
ブルゴーニュは皆さん聞いたことのある方も多いと思いますが、フランス南東部の地方名ですね。ワインの有名な土地ですが、これらの色名は両方ともこのワインの色を指します。同じものの名前なのに区別されているのは(なおかつ違う色であるのは)、輸送や保管の問題でワインが劣化した結果、英国ではバーガンディ(ブルゴーニュの英語読み)と呼ばれる黒く濁った色になったからであるとか。
いや~奥深い世界ですねぇ。ちなみに画家の名前の付いた色など、固有名詞を冠した色の名称なども調べてみると面白いですよ(フェルメールブルー・ルノワールピンクなど)。紹介しきれないのでここでは割愛させていただきます。
まずは皆さん、NFお疲れ様でした! 久しぶりに元のスタイルのNFで、物凄く盛況でしたね! まぁ僕はこのスタイルのNFは初めてなんですが……。
お客さんもたくさん来てくださって良かったです。色々あった企画もいろんな人が楽しんでやっていただけたようで何より。
さーて、何の話をしましょうかねぇ(ネタがない)……。
……そうだ、では色の話をしましょう!
今回私はイラスト本に作品を出したのですが(ゆるゆる動物図鑑、の片方)、その時に色は結構悩みながら選んだのですよね。デフォルメされた動物たちに本物の色も考慮して最終的にどの色を注ぐのか。その過程でいろんな色について知ることが出来ました。
今回はその一部を共有させていただきましょう。
・メロン
皆さんこれを聞いて何色が思い浮かびました? 緑? ですよね~
実は西洋でメロン、と言った場合の色は白みのオレンジ色。赤肉種のマスクメロンの果肉の色なんですね~
・杏子色とアプリコット
杏子の実が熟した色が杏子色。アプリコットはその英訳ですが、杏子色よりも濃度や彩度が高いです。同じ色のはずなのにどうしてこういうことになっているのかと言うと、杏子を生や乾物として食す日本と、ジャムやコンポートにする欧米の違いだとか。なるほどなぁ~
・ウォード
タデ科の二年生植物タイセイ(大青)の青色。西洋では古代ローマ帝国時代から青色染料として用いられてきました。しかし発色性や堅牢性に乏しく、インド藍の輸入とその流行に伴って徐々に衰退。なんと今となっては絶滅色とされています。色も絶滅するのか……。ちなみにチリアンパープルとかも染色法が廃れてしまって、今は完全再現できないらしいですね。
・エヴァーグリーン
常緑樹の葉の色。ややくすんだ深緑色。”常緑”だからか、西洋においては「永遠不滅」の象徴とされています。よく似た色である日本の常磐(ときわ)色も日本で同じような象徴とされているのは興味深いところ。
・バーガンディとブルゴーニュ
ブルゴーニュは皆さん聞いたことのある方も多いと思いますが、フランス南東部の地方名ですね。ワインの有名な土地ですが、これらの色名は両方ともこのワインの色を指します。同じものの名前なのに区別されているのは(なおかつ違う色であるのは)、輸送や保管の問題でワインが劣化した結果、英国ではバーガンディ(ブルゴーニュの英語読み)と呼ばれる黒く濁った色になったからであるとか。
いや~奥深い世界ですねぇ。ちなみに画家の名前の付いた色など、固有名詞を冠した色の名称なども調べてみると面白いですよ(フェルメールブルー・ルノワールピンクなど)。紹介しきれないのでここでは割愛させていただきます。
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