ダイヤモンド日の丸ごはん (合宿のこと)
9月1日から3日までの3日間、合宿で和歌山(市内)に行ってきました。


1日目、晴天。
到着した和歌山駅付近で手頃な名物料理屋を見つけることができず、
信濃そばをいただきました。
メンバーは正しい箸の持ち方について語り合いました。
私は二本の箸を交差させて持っていたんですよね。
正しい持ち方とは違う気もしますが、見苦しいというほどでもないし、
何より最も手に負担がかからない持ち方だと思っていました。
でもテクニカルだと言われました。
食べ方が正しく、きれいな人には憧れますが、
馴染んでしまった持ち方を直すのは難しいですね。
この日はバスで市内を回る予定だったのですが、
急遽レンタサイクルを借りることにしました。
連絡係と先導を務めてくれた霞田氏にはお世話になりました。
自転車は1日100円です。安いです。
でも閉店は5時なのに4時半までに返すようにと言われると大変です。
結果的には間に合ったのですが。
そんなわけで、まず玉津島神社へ向かいました。


なんていうか、炎天下サイクリングでした。
玉津島神社は、河口付近に位置する、木立に囲まれた神社でした。


上は神社近くの不老橋。
下は観海楼のある島。
観海楼は海に面した建物で、涼しかったです。
次に和歌山城へ向かいました。
私はこの日、多分生まれて初めて、
500mlペットボトルのスポーツドリンクを1日で消費しました。

この日は天守閣には登らず、城の敷地内の庭園などを散策しました。
和歌山城には動物園があるんですよね。
白いオウムが嘴で体を支えて器用に網を上り下りする様子に
見とれてしまいました。
孔雀もきれいでしたが、フラミンゴは殊更きれいな色のが
いたと思います。
トリ好きです。首を傾げるような仕種がかわいすぎる。
宿は紀三井寺駅からすぐのビジネスホテルだったですが、
温泉があり、合宿向きの広い和室もありました。
宴会場付近の廊下が古い町並み風で、和傘を広げて茶屋の店先
のようになっているところもあり、大変凝ったつくりでした。


宴会場ではなかったのですが、我々が夕食をいただいた部屋から
庭園を望むことができました。
お品書きは肉成分がなく、和歌山らしく海鮮尽くしです。
デザートに好物の無花果が出たのが嬉しかったのでした。
入浴後は広い和室に集まり、少しお酒などを飲みながら
絵を描いたりゲームをしたりしました。
以前から覚えたいと思っていた花札に、この機会に挑戦できて
よかったです。
2日目、晴天ときどき雨。
この日はまず近代美術館へ行きました。
絵画の展示もありましたが、私には企画展の現代彫刻が面白かったです。
広い部屋に彫刻作品が林立しているという展示法で、不思議空間でした。
意味不明なタイトルは好きです。
「作者が何を考えてこれを創ろうとしたのか」
ということがさっぱりわからないのも好きです。
その後和歌山城の天守閣に登りました。
内部は新しいつくりでしたが、武具などの展示は面白かったです。
しかし鎖帷子を着けて2m以上もある槍を持ったら
まともに戦える気がしません。
個人的には華岡青洲の手術用具(復元)が見られたのが良かったです。
その後は自由行動、ということで私はたま」駅長のいるわかやま電鉄に乗ってきました。

和歌山駅から終点の貴志駅まで30分。
車窓の外は次第にのどかな風景になっていきます。
というか好きなんですよね。無人駅があって、2両編成くらいの
電車が走る郊外の路線。
この路線にはおもちゃ電車やいちご電車など、ユニークな車両が
あるのですが、行きはタイミングが合わず、普通の電車にしか乗れなかったのが
残念です……
終点駅には、冒頭の写真のような謎の社がありました。
駅長のたまさんは、非常に大きい猫でした。
ネコ科の他の種類の動物なんじゃないかと思うくらいです。
でも愛らしい表情をしていました。
写真は……うまく撮れなかったです。
駅のそこかしこにたまのイラストや写真が飾られていて、
とっても可愛かったのでした。
上の線路の写真は貴志駅で撮ったものです。
帰りは「たま電車」に乗ることができました。



座席がいろいろと可愛らしいつくりになっています。
ベンチも、背もたれが独特な形になったものなど、数種類ありました。
そして車内に本棚があり、ねこの絵本やまんがなどが置いてあるのですね。
車両全体の雰囲気が楽しい感じでした。
今回乗れなかったいちご電車やおもちゃ電車にも
いつか乗ってみたいものです。
宿に帰る前に、紀三井寺に寄りました。

このお寺は山の中腹にあり、急な階段を231段登らなければなりません。
でもお百度参りをするのでなければ、そんなに苦しくはないと思いますよ。

上から下を見たところ。
登りきったところからは、遠く海を見渡すことができました。
あまり人気のない、夕刻のお寺は良いものです。
この日の夕食には、「無花果の天婦羅」が出ました。
皮を剥いた無花果の実を丸ごと衣で包んで揚げたものです。
お味は…私は美味しかったと思います。
繊維質の食感と控えめな甘さが、天婦羅の衣にも、つゆにも、
あたたかいことにも合っているのです。
それにこういうところで出なかったら、一生食べなかったと思います。
何故なら私は無花果が好きなので、
手元にあれば生で食べるに決まっているからです。
三日目、晴天。
この日は和歌山マリーナシティに行きました。
開園時間をよく確認しなかったために、早いバスに乗ってしまい、
海を眺めながら待つはめになりました。
皆さんゴメンナサイ。
メインはポルトヨーロッパという、アトラクションのあるテーマパークです。

私は絶叫マシーンが好きで、急流すべりにも
座席が回るジェットコースターにも乗りましたが、
中でも一番怖かったのが「シースルー観覧車」です。
観覧車です。
高い所にいる時間が長いと、じわじわと怖くなってきます。
しかも鉄骨部分に梯子が付いているので、「もし止まったら
その梯子で降りなければならない」とか言う話が出てきます。
ドアの取っ手に掴まりたいのですが、力を込めるとドアが開きそうで
怖いです。
地面が近くなってきた時にはとっても安心しました。
ポルトヨーロッパ内では、まるでヨーロッパにいるかのような(笑)
写真が撮れました。


自分へのお土産に、マリーナシティ内のわかやま館で、
ダイヤモンド梅干し(だっけ?)というものを買いました。

梅干し一つで210円です。
和菓子の容器に入り、金箔が付いています。
ごはんにのっけたところ。

美味しかったです。
大きいだけに肉厚で、はちみつの甘味がたっぷり
しみこんでいました。
今年の合宿もよく晴れた暑い日が多く、足の甲に
サンダル跡がくっきり残ってしまいました。
反省点も多々ありますが、来年卒業する私が反省しても
しかたがないので、ひっそり内部板に書いておこうと思います。
私は特に2日目は楽しかったです。
皆さんお疲れ様でした!
[照葉樹林]
到着した和歌山駅付近で手頃な名物料理屋を見つけることができず、
信濃そばをいただきました。
メンバーは正しい箸の持ち方について語り合いました。
私は二本の箸を交差させて持っていたんですよね。
正しい持ち方とは違う気もしますが、見苦しいというほどでもないし、
何より最も手に負担がかからない持ち方だと思っていました。
でもテクニカルだと言われました。
食べ方が正しく、きれいな人には憧れますが、
馴染んでしまった持ち方を直すのは難しいですね。
この日はバスで市内を回る予定だったのですが、
急遽レンタサイクルを借りることにしました。
連絡係と先導を務めてくれた霞田氏にはお世話になりました。
自転車は1日100円です。安いです。
でも閉店は5時なのに4時半までに返すようにと言われると大変です。
結果的には間に合ったのですが。
そんなわけで、まず玉津島神社へ向かいました。


なんていうか、炎天下サイクリングでした。
玉津島神社は、河口付近に位置する、木立に囲まれた神社でした。


上は神社近くの不老橋。
下は観海楼のある島。
観海楼は海に面した建物で、涼しかったです。
次に和歌山城へ向かいました。
私はこの日、多分生まれて初めて、
500mlペットボトルのスポーツドリンクを1日で消費しました。

この日は天守閣には登らず、城の敷地内の庭園などを散策しました。
和歌山城には動物園があるんですよね。
白いオウムが嘴で体を支えて器用に網を上り下りする様子に
見とれてしまいました。
孔雀もきれいでしたが、フラミンゴは殊更きれいな色のが
いたと思います。
トリ好きです。首を傾げるような仕種がかわいすぎる。
宿は紀三井寺駅からすぐのビジネスホテルだったですが、
温泉があり、合宿向きの広い和室もありました。
宴会場付近の廊下が古い町並み風で、和傘を広げて茶屋の店先
のようになっているところもあり、大変凝ったつくりでした。


宴会場ではなかったのですが、我々が夕食をいただいた部屋から
庭園を望むことができました。
お品書きは肉成分がなく、和歌山らしく海鮮尽くしです。
デザートに好物の無花果が出たのが嬉しかったのでした。
入浴後は広い和室に集まり、少しお酒などを飲みながら
絵を描いたりゲームをしたりしました。
以前から覚えたいと思っていた花札に、この機会に挑戦できて
よかったです。
2日目、晴天ときどき雨。
この日はまず近代美術館へ行きました。
絵画の展示もありましたが、私には企画展の現代彫刻が面白かったです。
広い部屋に彫刻作品が林立しているという展示法で、不思議空間でした。
意味不明なタイトルは好きです。
「作者が何を考えてこれを創ろうとしたのか」
ということがさっぱりわからないのも好きです。
その後和歌山城の天守閣に登りました。
内部は新しいつくりでしたが、武具などの展示は面白かったです。
しかし鎖帷子を着けて2m以上もある槍を持ったら
まともに戦える気がしません。
個人的には華岡青洲の手術用具(復元)が見られたのが良かったです。
その後は自由行動、ということで私はたま」駅長のいるわかやま電鉄に乗ってきました。

和歌山駅から終点の貴志駅まで30分。
車窓の外は次第にのどかな風景になっていきます。
というか好きなんですよね。無人駅があって、2両編成くらいの
電車が走る郊外の路線。
この路線にはおもちゃ電車やいちご電車など、ユニークな車両が
あるのですが、行きはタイミングが合わず、普通の電車にしか乗れなかったのが
残念です……
終点駅には、冒頭の写真のような謎の社がありました。
駅長のたまさんは、非常に大きい猫でした。
ネコ科の他の種類の動物なんじゃないかと思うくらいです。
でも愛らしい表情をしていました。
写真は……うまく撮れなかったです。
駅のそこかしこにたまのイラストや写真が飾られていて、
とっても可愛かったのでした。
上の線路の写真は貴志駅で撮ったものです。
帰りは「たま電車」に乗ることができました。



座席がいろいろと可愛らしいつくりになっています。
ベンチも、背もたれが独特な形になったものなど、数種類ありました。
そして車内に本棚があり、ねこの絵本やまんがなどが置いてあるのですね。
車両全体の雰囲気が楽しい感じでした。
今回乗れなかったいちご電車やおもちゃ電車にも
いつか乗ってみたいものです。
宿に帰る前に、紀三井寺に寄りました。

このお寺は山の中腹にあり、急な階段を231段登らなければなりません。
でもお百度参りをするのでなければ、そんなに苦しくはないと思いますよ。

上から下を見たところ。
登りきったところからは、遠く海を見渡すことができました。
あまり人気のない、夕刻のお寺は良いものです。
この日の夕食には、「無花果の天婦羅」が出ました。
皮を剥いた無花果の実を丸ごと衣で包んで揚げたものです。
お味は…私は美味しかったと思います。
繊維質の食感と控えめな甘さが、天婦羅の衣にも、つゆにも、
あたたかいことにも合っているのです。
それにこういうところで出なかったら、一生食べなかったと思います。
何故なら私は無花果が好きなので、
手元にあれば生で食べるに決まっているからです。
三日目、晴天。
この日は和歌山マリーナシティに行きました。
開園時間をよく確認しなかったために、早いバスに乗ってしまい、
海を眺めながら待つはめになりました。
皆さんゴメンナサイ。
メインはポルトヨーロッパという、アトラクションのあるテーマパークです。

私は絶叫マシーンが好きで、急流すべりにも
座席が回るジェットコースターにも乗りましたが、
中でも一番怖かったのが「シースルー観覧車」です。
観覧車です。
高い所にいる時間が長いと、じわじわと怖くなってきます。
しかも鉄骨部分に梯子が付いているので、「もし止まったら
その梯子で降りなければならない」とか言う話が出てきます。
ドアの取っ手に掴まりたいのですが、力を込めるとドアが開きそうで
怖いです。
地面が近くなってきた時にはとっても安心しました。
ポルトヨーロッパ内では、まるでヨーロッパにいるかのような(笑)
写真が撮れました。


自分へのお土産に、マリーナシティ内のわかやま館で、
ダイヤモンド梅干し(だっけ?)というものを買いました。

梅干し一つで210円です。
和菓子の容器に入り、金箔が付いています。
ごはんにのっけたところ。

美味しかったです。
大きいだけに肉厚で、はちみつの甘味がたっぷり
しみこんでいました。
今年の合宿もよく晴れた暑い日が多く、足の甲に
サンダル跡がくっきり残ってしまいました。
反省点も多々ありますが、来年卒業する私が反省しても
しかたがないので、ひっそり内部板に書いておこうと思います。
私は特に2日目は楽しかったです。
皆さんお疲れ様でした!
[照葉樹林]
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