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 京大公認創作サークル「名称未定」の公式ブログです。
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単語リレー×3

少し遅れました。八墓です。

久々の単語リレーです。前回の記事はこちら
単語リレーそのものについては↓を参照してください。
創作サークル「名称未定」公式ブログ/『単語リレー式エッセー』ってなんだ?
追記:この↑記事から順にトラックバックで辿れるようにしました。
童話
詳しく調べてみると童話の多くは案外ダークなオチだったり、オチが意味不明だったり、そもそもオチがなかったりするものです。この辺のことは「本当は恐ろしいグリム童話」の書籍が出始めた頃(1998年)から認知度が上がったような気がします。ただこれについて一概に「恐ろしい」と言っても単に文化の違いから生じる怖さというのもあるのではないかという気もします。具体的に聞いたことがあることだと、童話ではありませんが、一般的なアメリカ人には日本の時代劇で見られる殺陣、いわゆる斬り合いのシーンで人が死ぬのがたいそう残虐なシーンに思えるのだとか。他方、銃の撃ち合いで死ぬのはあまり気にならないのだそうです。個人的には童話にあまり明るくないので具体的に何かについて語るのは控えます。

最近では藤田和日郎先生が「月光条例」で童話を題材に描いてますね。

残虐なシーン
それが自分の専門知識を創作に活かせる数少ないシーンである場合があります。どうすれば救命できるか、の裏返しで、どうなったら絶命するかということを裏を取りつつ作品を書いたことが過去にありました。今からすれば大したことではないのですが、外傷を扱ったので主に解剖学的な知識を頼って書きました。まあ、まだそれしか知らない段階だったから、というのが正しいのですが。少し話を戻します。何故残虐なシーン、殺人の他には具体的には拷問とか虐殺とかのシーン、を描くのか。目にするのを嫌悪する人も結構いますしね。単に扇情的だから、というのも事実ですが、純然たる悪意を最も率直に表現する手段の一つだと私は思ってます。他作品を例に挙げればPCゲーム「装甲悪鬼村正」の冒頭の六波羅による虐殺シーンなどがそれにあたりますかね。善を描くかどうかは置いといても、我欲、悪意を誤魔化さずに描く作品の方が私は好みです。自分ができるかどうかはまた別問題にしておきます。

具体的
作品の主題によっては、同じ状況でも具体的に描くべきか否か別れることが良くあることです。例えば男女の営みがあった場合、官能小説であればそこを具体的、かつ読者の気を引くような文体で書くことが求められますが、それ以外の作品の場合、所謂「朝チュン」のような表現で済ませても珍しくはないでしょう。自分が書(描)いている作品はどういう読者像を想定しているのかという点は私自身意識する方です。右に広告を出している『理系への数学』に漫画を寄稿するにあたって、どういう読者層に向けた漫画なのかというのは初めの打ち合わせで念を押した気がしますね。最終的には、今はOBとなった端本さんらと話し合った末、今の掲載の基準の一つとして「私、八墓が難しいと感じるか否か」というのを設定しています。ただそれでも、初回のネタに「8進法」を扱った漫画を掲載したのですが、知人には「マニアックだ」と言われました。難しいですね。

更新は滞ってますが5月号にも掲載されていました。

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