京大公認創作サークル「名称未定」の公式ブログです。
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書くネタが

 ブログ担当回ってきましたね。現在長編のミステリを書いている(きっと長編になる。現在40字かける30行の10ページという進行具合だけど)ので、ミステリの話でもするとしましょう。

 さてさて、ミステリの中でも、僕が好きなタイプというのがあります。それは、「単純な話です」。
 海外ミステリとかでは、特に古典作品では、事実の羅列が延々と続き、最後に複雑な推理による解答が示されているというのがあります。こういう作品は、クオリティの高さや、美しく纏まっているということは認めますが、どうも好きになれません。圧倒する力を持つのを感じる一方で、何だか置き去りにされたような心地がします。
君に私の素晴らしさが全て分かるとは思えんね、と本が訴えかけてくる心地がします。
 僕が好きな話は、解答が示されてから「何だよ、すごい簡単な真相じゃんか。ていうかヒントいっぱい出ててたじゃねえか。何で気づけなかった」と言いたくなるような、「単純な話」です。大胆な伏線が張り巡らされ、ちょっと視点を変えただけで、世界が反転するような、そんな話です。
 具体的に挙げるなら伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」や島田荘司の「占星術殺人事件」。あとは、歌野さんの葉桜とか、道尾さんの向日葵とか。最近読んだのでは、乾くるみの「イニシエーションラブ」でしたか。「最後の一文で全てがひっくり返る」という触れ込みは伊達じゃない、衝撃的な作品でした。海外作家でのお気に入りはアガサさんです。ABCは読んでないんですがね。
 ミステリを書くとき僕が一番心がけているのは(言って短編一作しか書いたことないんですけどね)、読者を悔しがらせることを意識することです。「こんなの、簡単すぎるぜ」って言われたら駄目。「分かるわけねえだろ。難解すぎるわ」と言われるのも好ましくない。ただ、「ちょっと発想を変えれば分かったはずなのに、悔しい」と言わせて、初めて成功なのだと思います。もちろん、これは僕個人の基準であって、他のミステリ研の創作屋たちは、それぞれ目指すものやスタンスが違いますが、僕が好きなものはこれです。
 そんな作品を目指して、今日も書くと致しましょう。
 
  
 
 

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5月の担当は
上旬:作者代理人
中旬:オシヤス
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