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 京大公認創作サークル「名称未定」の公式ブログです。
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ディオゲネス氏の話

 どうも皆さんこんにちは。十月上旬担当のナカジマ杓子と申します。指を二本も犠牲にしなくてはコーンスープも作れない、ポンコツ野郎のわたくしですが、どうぞよろしくお願いします。さて、今回もたいした目算もなく立候補したせいで、何書こうかなー、と悩んでおります。創作サークルのブログなので、創作論を語るべきなのかもしれませんが、語れるほどのものもなく。しゃあない、我が家のかわいいペットたちのお話でお茶を濁すと致しましょうか。
 うちでは一匹のヒキガエルが飼われております。裸同然のまま、竪穴式住居で寝起きするという、その質素さ。年がら年中虚空を見つめて思索にふける、その知性。二つの美質に敬意を表し、我々は彼をディオゲネス氏と名付けました。
 井の中の蛙でありながら、あえて哲学という大海に飛び込んだ理性のカエル、ディオゲネス氏。しかし、そんな彼にもワイルドな一面はちゃあんと残っているのです。それは、動くものなら何でも餌だと思い込むという性癖。動く、すなわち餌。大きいか、小さいか。生物か、無生物か。そんなことは彼にとっては些末な事なのでしょう。指でも、箸でも、なんにでも食いつきます。
 そんな彼のお気に入りは、隣人のティ―タイム氏(亀)。暇さえあれば、「これ、食えっかな?」という目で見つめております。いやいやいやいや、、敵いませんって。彼、あなたよりよっぽど強いんですよ。甲羅シールドでの絶対防御、強力無比な噛みつき攻撃(人の指を食いちぎれるらしいです)。そんな無謀はやめときなさい、ってな感じで黙って見過ごしてました。
 そんなある日の事。何気なくティ―タイム氏の水槽を見たら、なんと!脱走を果たしたディオゲネス氏が、縁に乗っかってるじゃないですか!鋭い視線で獲物をにらみつけ、今にもダイブせんと体を前後に揺すっております。ワンツー、ワンツー。……冗談じゃない!慌てた私が氏の視界を強制シャットアウト。魅力的過ぎる隣人の姿が消えてしまうと、彼は理性のカエルに戻り、おとなしくケージに戻りましたとさ。(その後厳重な脱走対策がとられました)
 以上、グダグダ書きましたが、よい子のみんな、無謀はよくない、理性を保とうぜ、というお話です(←無理やり)。
 よーわからんお話に最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございました!
 
 

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